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腰痛と情熱の間で、何も考えずに芝生の草抜きを繰り返す週末

 先週末(5/24)に芝生の草抜きをしました。
 草抜き自体に関しては特に難しいテクニックはありません。雑草を見つけて、切る・千切るのではなく、根こそぎ引き抜く、それだけ。小学生でも手伝える作業です。もちろん専用の道具を使ったほうが便利ですけど。

 芝生の綺麗さは 1)芝刈り 2)草抜き 3)施肥 が大切です。中でも芝刈りと草抜きは芝をびっしりと密に育てるためにはとても重要。今日はその草抜きのお話です。

1.草抜きの道具

 私は次の写真のような道具(草抜きニッパー)を使っています。ハンドルを握って先っちょで草を挟んで、それを取っ手に付いたカバーをテコにしてぐいっと草を抜く仕掛けです。慣れるとすごく楽です。もう20年近く使ってますが、ご覧の通りまだまだ現役です。

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2.「気長に何度も繰り返す」が草抜きの基本

 花壇などに比べると芝生の庭は広いです。そして、その庭一面から芝生以外の草木をすべて取り除かないといけません。マンションの一階に住んでいる我が家のような場合でも10平米ではききません。この広いとは言えない庭であっても一日で草抜きをするのはかなりの重労働です。

 雑草は抜いても抜いてもどうせまた生えてくるので、一度に終えてしまおうと思わないことです。その代わりに週に一度は暇を見つけて雑草を取るようにしましょう。毎朝5分ずつとか、週末に30分だけとか、時間を区切ってもいいかも知れません。

 もちろん取り残しもたくさん出ますが、気にしないでください。何度も何度も草抜きを繰り返すことで段々と雑草が減ってきます。そのうち芝生も密集して雑草が生える隙間がなくなってきます。梅雨を迎えるまでにある程度芝がぎっしりと生えている状態になるのがベストです。

3.腰をかがめ続ける負担と繰り返し草を抜く高揚感

 単純作業ゆえに淡々と書いてしまいましたが、うっかりと炎天下で帽子も被らずに始めてしまうとひどく体力を消耗します(先日の私がそうでした!)。春先の寒い時にはポカポカしたお昼間に、その他は朝か夕方の作業をお勧めします。雨が降った翌朝は地面が柔らかく草が抜けやすいです。

 庭に降りて何となく草むしりを始めてしまうと熱中して30分もしゃがみっぱなしという事があるので腰痛持ちの方は注意してください。お風呂で使うような小さな椅子があると便利です(できれば子供用ぐらいの大きさで)。

 集中して単純作業を繰り返すと妙な高揚感を感じるものですが、草抜きも同じです。実は私はあの感覚が大好きです。日常のストレスをいったんどこかに置いて頭の中を空っぽにできる心のデトックスの時間です。皆さんはいかがでしょうか?(私だけでしょうか、そんな風に感じるのは)

 まったくの私見でしかありませんが、草むしりにただただ集中してる時の気持ちよさって、いま話題の「マインドフルネス」な状態のことなんじゃないかなと思っています。他のことはなんにも考えずに済む時間なので。

 草抜きが終わってチリトリやテミいっぱいに溜まった草を見るとちょっとした充足感が味わえます。振り返ると芝生が青さを増しているように感じるのも気持ちがいいものです。

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