「自信がない」沼にハマってしまった時にやって欲しい2つのこと。(いつ何時も、自分の存在価値が低くなるなんてことはない。)
「久しぶりに明代さんとお話したいです」と連絡があった。
「おー!どしたどした!」と大喜びで返信。
色んなことがあって、自信喪失しているのだという。
数年前の私によく似ていた。
そうかそうかと話を聞いて、ほんの数回のメッセージのやり取りで、「自信がない」の沼から出た彼女。
私がやったことは、片付けと同じ。
まずは、分類。
お片付け現場でもまずは、分類から入ります。
キッチンにあるものでも、
食品
調味料類
調理器具類
カトラリー
消耗品類
リネン
などに分類されます。
食品なら食品を全部出し、その中でさらに分類する。というところからスタート。
頭の中にあるものも一緒です。
「自信がない」の引き出しに入っているものを全部出す。分類する。
「自信がない」という漠然とした気持ちになることは、誰しも経験があるだろう。
頭の中だけでぐるぐるしていても、「自信がない」沼から抜け出すことは難しい。まずは、そのの「自信がない」という引き出しの中に何が入っているのかを全部出していきます。
やってみたいことがあるけど、趣味レベル。こんなこと誰でもできると思うと自信がなくなって動けなくなる
友人に話したら、「そんなことが仕事になるの?」と言われた。
こっそりモニターを募集してみたけれど、反応がなくて自信がなくなってる
こんな弱音を吐いてる自分が情けない
でも誰かに頼りたい、助けて欲しいと思ってる
これらを「分類」していきます。
【事実・起きたこと】
友人に話したら、「そんなことが仕事になるの?」と言われた
モニターを募集してみたけれど、反応がない
これらは、単なる事実なだけ。
であって、自分の価値は変わらない。
ここを一旦、切り離す。
どうしたらいいか?考えたり、うまくいってる人はどうやっているのかリサーチしてみたり、工夫をして改善していけばいいこと。
【感情】
やってみたい という気持ち
情けない
誰かに頼りたい、助けて欲しい
これらは湧き上がってくる感情。
抑えることはない。むしろ、正直になること、しっかり感じることが大事。
抑えつけて、ぐるぐる考えてばかりいると、沼にどんどんハマっていく。
上手に出すべき相手に出していけるといいものだ。
【解釈・意味づけ】
趣味レベルだから、こんなこと誰にでもできる
だから自信なんて持てない
は、全部、自分が勝手に解釈・意味づけしていること。
自分の中だけで起きていること。
友人が言ったことも、あなたの自信や存在価値とは関係がない。
そこを一旦、切り離そう!!
存在価値は、現状起きていることとは完全なる別物。増えたり減ったりしない。
努力したことが実って成果が出たら、自信がつく。
ということはもちろんある。
でも、自分の存在価値というのは、いっときの成果とは関係のないものだ。
成果が出ていない時も、出た時も、なんなら努力すらしていない時でさえ、自分の変わらぬ存在価値というのはある。
いつ何時も、自分の存在価値が低くなるなんてことはない。逆に、高くなるなんてこともない。
子育てを思い出してみよう。
子どもがテストで16点取ってきたって、100点満点取ってきたって、彼らの存在価値は変わらなかったはずだ。
その気持ちを、自分にスライドしてみよう!
何ができたって、できていなくたって、自分の存在価値というのは変わらずココにあるのだ。(ほら、ラガーマンとかが胸を叩くカッコイイしぐさを想像して!)
「自分」のことにどっぷりハマっていると見えてこないことが、
「これが子どもだったら、私はどう見るだろう?どう声をかけるだろう?」
と、視点を転換してみると、見えてくることがあったりする。
今まで子育てで培ってきた知恵を、自分の成長のために生かす時なのだ。
まとめ
周りと比べたり、誰かに何か言われたりして自信がなくなって、「私なんて…」と思う時、この2つをやってみてください。
「自信がない」の引き出しの中身を全部出して、分類する(事実、感情、解釈に分ける)
「これ、子どもに起きてることだったら、どう見るだろう?」と考えてみる
「自信がない」が、「だからどうした?」「だからどうする?」になって、動き出せるあなたが、すぐそこで、余裕の笑みで待ってます。