『ありふれた教室』教育現場の悩みをギュギュっと濃縮!
不寛容方式 人格権の侵害 そして人種問題 教育現場の悩みは尽きない
映画『ありふれた教室』をテアトルで鑑賞しました。
第73回ベルリン国際映画祭にて2つの受賞を果たし、ドイツ映画賞主要5部門受賞、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど、世界中の映画祭を席巻した作品です。
教育現場のリアルな現実に根ざし、世界中の学校やあらゆるコミュニティーでいつ発生してもおかしくない「今そこにある脅威」を見事に描きます。
社会の縮図というべき「学校」を舞台にした極限のサスペンス・スリラーです。
今回の記事では、感想と、不寛容方式や人格権の侵害などについて解説を述べていきたいと思います。ネタバレをふくみますので、未鑑賞の方はご注意ください。