「アシスタント」誰も、名無しのごんべいじゃない。
87分の小さな衝撃
映画「アシスタント」をシネリーブルで鑑賞しました。
映画業界で働く女性をテーマに作られた今作は、かなりしっかりとしたメッセージがこもっています。
今回の記事では、映画「アシスタント」の見どころと解説をお伝えします!
主人公“ジェーン”について
主人公の名前“ジェーン”には、ある思いが込められています。
ジェーン・ドゥからきているんですね!
アメリカ映画ではよくたまに見かける仕掛けです。
日本でいうところの、「名無しのごんべい」みたいな言葉なんです。
それを象徴するかのように、海外のポスターはこんな感じ。
今作の特徴として、主人公ながら、ジェーンの気持ちを表すセリフが全くといっていいほどないことが挙げられます。
また、名前を呼ばれることもなく、同僚の男性からゴミを投げて呼ばれるシーンまで見られます。
それだけ酷い扱いを受けているといたということが伺えますね…。
また、相談窓口のような男性に相談しに行った際も、君の替えはいくらでもいるようなことを言われ、全く相手にされませんでした…。
なんとも胸糞悪いシーンです。
この映画を機に、少しでもハラスメントが少なくなることを祈るばかりです。
正体はもちろんあの人
さて、「アシスタント」で問題となるセクハラ会長のモデルとなった人物ですが、これにかんしてはブログにてお伝えします👇
その他オススメ作品
他にも、こういった大物のスキャンダルを扱った正義感溢れる作品として、
「スキャンダル」 もオススメです。
あと、日本のテレビドラマ、
「エルピス」も結構すごい。めっちゃ攻めてます。
これはぜひ映画好きにも観ていただきたい。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「アシスタント」の見どころを解説いたしました!
女性蔑視やハラスメントに関心の高い人はぜひご鑑賞あれ!
ほとんど事務仕事をしているだけなのに、めちゃくちゃ引き込まれる作品です。