映画「そばかす」タイトル考察
恋愛に興味を持てない。
周りとの温度差に焦ったり、怯えたり。
そんなあなたに寄り添う映画。
映画「そばかす」を鑑賞しました。
かなり刺さる映画でした。
この映画を、なんの違和感もなく、笑って観られるような、そんな幅広い心が溢れる世の中になればいいのになあ。
今回の記事では、「そばかす」の見どころや、タイトルに関する考察をお伝えします!
完全版はこちら👇👇
STORY
予告に騙されるなかれ
私は今作、予告編に見事に騙されました。
予告編で、ヒロインの妹が
「お姉ちゃんってレズビアンなんでしょ?」
というセリフがございます。
こちらを真に受けて、私は”同性愛”がテーマの作品とばかり思っていました。
しかし今作のテーマはずばり”アセクシャル”でした。
今作のテーマはアセクシャル
アセクシュアルとは、「他者に対して性的欲求・恋愛感情を抱かないセクシュアリティ」のことです。
LGBTQ+という単語は広く認知され始めましたが、このQ+については意外とご存じない方も多いのではないでしょうか。
Qはクエスチョ二ングと、クィアの意味があります。
詳しくはご自身でお調べいただければと思います。
残った+の中に、アセクシャルやアロマンティック、デミセクシャルなどが含まれます。
今作で三浦透子さん演じるヒロインは、アセクシャルです。
私は、アセクシャル寄りな思考を持っているのではないかと自認しています。
飲み会で、猥談や不倫関係、誰が誰を好きだのという話が出てくるのをあまり好ましく思いません。
自分自身、結構恋愛から遠ざかっているのも事実です。
そのため、この映画はかなり心に刺さりましたし、共感できました。
こてこてのラブコメとか、恋愛映画好きがこの映画を観たらどう感じるのか、非常に気になるところです。
多様な登場人物
今作にはアセクシャルの主人公のみならず、様々な人物が登場します。
鬱病の父親、バツ3の祖母、ゲイの同級生、おませな児童、元AV女優など。
様々な問題を抱えていますが、みんな基本的にはいい人なんですよ。
そのような人々すべてを優しく包みこむような。
いろんな人がいていいのだと。そんな映画です。
タイトル「そばかす」
「そばかす」って、シンプルながら、少し変わったタイトルですよね。
タイトル「そばかす」について考察してみましょう。
ヒロインの名前
まず、ヒロインの名前、”蘇畑佳純(そばた・かすみ)”を縮めて”そばかす”とした説。
ストレートに考えると、これが最有力ですね。
でも、劇中ヒロインが”そばかす”と呼ばれることはないんですよ。
特にそういったあだ名という訳ではないのです。
だから、それ以外にも何か意味があるんじゃないかと思います。
そばかすの特性から
こちらの内容はブログで👇
私はこれが真の意味だと思います👇
あの名曲から
監督の玉田真也さんは、1986年生まれ。
つまり、JUDY AND MARYど真ん中世代。
JUDY AND MARYの名曲「そばかす」のファンだから、このタイトルにしたのかもしれません…!冗談です笑
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画「そばかす」の見どころと、タイトルの考察をお届けしました!
非常に刺さる映画です。この映画に共感した人の意見は、ぜひ聞いてみたい。
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