アムステルダム 1933年は激動の時
映画「アムステルダム」を鑑賞しました。
ほぼ実話のクライムムービーを、豪華キャストが贈ります。
1930年代のニューヨークで、実際に起こった出来事を基にしているため、歴史的な背景をわかっていないと、楽しみにくい作品です。
また、俳優についても詳しく知っておくと、より楽しく作品を鑑賞できます。
そこで、今回の記事では、「アムステルダム」をより楽しむために押さえておくべき歴史的な知識や、俳優について解説いたします。
作品概要
それではまずは、出演俳優について解説していきます!
豪華キャストの中でも…
「アムステルダム」はキャストがもの凄く豪華。
こんなに凄いキャストが揃う映画はかなり珍しいです。主演級がたくさん。
このような面々が揃う中、主演を務めたクリスチャン・ベール。
彼のすごさをお伝えしておきましょう。
クリスチャン・ベール
クリスチャン・ベールは、役作りのストイックさが凄まじい俳優として知られています。
ハゲて太った政治家を演じたり、激やせの精神異常者を演じたり、リッチなビジネスマンを演じたり…。
身体も役柄も徹底的に追い込んで仕上げます。
詳しくはこちらの記事をお読みください👇👇
https://www.three-minutes-philosophy.com/christianbale/
今回の役は、戦争帰りの医者です。
戦争で片目を失い、腰に傷を負った役を見事に演じます。
このハマりっぷりは、豪華キャストの中でもやはり抜群。
主演にも納得ですよ。
デニーロスピーチ
今作で最も大物の俳優ロバート・デニーロ。
デニーロもベールのように、その昔は体重を激しく増減させることが有名で、その様は「デニーロ・アプローチ」と呼ばれていました。
しかし、今回は、戦争の英雄、将軍役を演じています。
物語の終盤で、デニーロがスピーチをするシーンがございます。
このシーンは絶品。
本当にデニーロの想いがこもっているような。
グッと引き込ませる、流石の演技力です。
マイク・マイヤーズ
「オースティン・パワーズ」や「ウェインズ・ワールド」など、コミカルな役を演じることが多いマイク・マイヤーズ。
今回もどこかコミカルでキュートに演じています。
義眼を作る職人兼諜報員の役です。
私は「アムステルダム」の中で一番好きなキャラクターでした。
映画をいい意味で緩和させる、名バイプレーヤーと言えるでしょう。
そんな彼の役が好きなものがバード・ウォッチング。
このバード・ウォッチングが、意外と重要なキーを握っているのです…!
カッコー
カッコーという鳥の特徴をご存じでしょうか。
カッコーは、オオヨシキリ、ホオジロ、モズ等の巣に托卵(卵を産みつけ育てさせる事)します。
ヒナは短期間(10-12日程度)で孵化し、巣の持ち主のヒナより早く生まれることが多いです。
先に生まれた本種のヒナは巣の持ち主の卵やヒナを巣の外に放り出してしまい、自分だけを育てさせるという恐ろしい特徴を持っています。
今作では「カッコーを見つけ出しましょう!」というセリフがあります。
アメリカという国の中にいるカッコーのような存在を洗い出すという意味です。
誰が黒幕(カッコー)なのか…、考えながら観ると面白いですよ!!
1933年とは
最も重要なポイントです!
ブログでご確認ください👇👇
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
映画「アムステルダム」に出演する俳優や、押さえておくべき歴史的背景について解説しました。
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