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ひとよ 白石作品にしてはおとなしめ

映画「ひとよ」をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。

白石和彌監督作品です。

私は白石和彌監督の作品が好きなのですが、こちらの作品もそうだったとは知らず、見逃していました…。

白石和彌作品らしく、人間ドラマの痒いところを描いていました。
キャストの魅力を中心に見どころを解説します!

はじめに

「ひとよ」は2019年の日本映画です。

タクシー会社を営む稲村家の母こはるが、愛した夫を殺害した。最愛の3人の子どもたちの幸せのためと信じての犯行だった。こはるは子どもたちに15年後の再会を誓い、家を去った。運命を大きく狂わされた次男・雄二、長男・大樹、長女・園子、残された3人の兄妹は、事件のあったあの晩から、心に抱えた傷を隠しながら人生を歩んでいた。そして15年の月日が流れ、3人のもとに母こはるが帰ってきた。

https://eiga.com/movie/91031/

タイトルに関して

今作のタイトルなのですが、「ひとよ」は「一夜」の意味のようですね。

てっきり「人よ」かと思っていました。

もしかしたらダブルミーニングかもしれませんが。

他の人にとっては何でもない夜でも、自分にとって特別なら…それでいいそんな思いのこもったタイトルであるように見受けられます。

鈴木亮平の魅力

鈴木亮平さんといえば、「孤狼の血Level2」でアカデミー賞を受賞します。

もはや、白石監督作品との相性は疑う余地がありませんね。

「ひとよ」を観ると、孤狼の血Level2に起用された理由がわかりました。

狂う演技や、パニックの演技が抜群です。

ぜひご堪能あれ。

松岡茉優の魅力

松岡茉優さんは朗らかな役がよく似合います。

お笑い番組のMCなど、バラエティでの活躍を観ると、今作のような明るい役どころがマッチしているような気がします。

万引き家族でもそうですが、シリアスな家庭に花を添えるような立ち位置が非常に魅力的です。


白石和彌作品にしては…

「ひとよ」は面白い作品ではありますが、白石監督作品にしては、ややおとなしい印象を受けます。

「孤狼の血」とか「死刑にいたる病」、「凶悪」がエグすぎるだけかもしれませんが…笑

ハードなクライム系作品が苦手だけど、白石監督作品には興味があるという人の入門編として、ちょうどいいかもしれません。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

「ひとよ」の見どころをお伝えしました。

白石監督作品としてはやや地味ですが、キャストやストーリーの味わいはしっかりある作品です!

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