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オカルトの森へようこそ
「オカルトの森へようこそ」を鑑賞しました。
現世の者ではない、異界の者がはびこる祟りの森。
映画撮影クルーが繰り広げる、疾走感抜群のオカルトアドベンチャーです。
同日に超本格派SFスリラー「NOPE」が公開され、ちょっとなりを潜めていますが、古き良きオカルトの世界を味わえる楽しい映画です。
今回の記事では、「オカルトの森へようこそ」の見どころをネタバレなしでご紹介します!
STORY
ホラー映画監督の黒石光司(白石晃士)は助監督の市川美保(堀田真由)を引き連れ、実録映画の撮影のために山奥の家を訪れる。そこには黒石の映画のファンだという、精神錯乱気味の美女・三好麻里亜(筧美和子)がいた。彼女は必死に訴える、「私が体験した出来事は、監督の映画の内容そのものなの」と。そして不気味な麻里亜の家で、黒石のカメラが思いもよらぬ現象を捉え始め、事態はより恐ろしく、不可解で危険な方向へと猛スピードで向かっていく。
最新のPOV
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今作は「POVの最新型にして、現時点での最高峰」と表されています。
POVとは”Pointo Of View”の略で、直訳すると、”主観視点”という意味です。
ゲームなどでよくある、自分視点で進んでいく映像です。
「オカルトの森へようこそ」では、POVによって、臨場感が増しております。
本当に自分も一緒に同行しているかのようです。
また、堀田真由さん演じる助監督市川が、すぐそばにいる気分を感じられるので、恐いのに嬉しかったです笑
注目キャスト
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「オカルトの森へようこそ」はキャスティングもとても魅力的でした。
宇野祥平
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「江野翔平」という名前で出演しています。
ほぼ同じ名前だし、何度か劇中で白石監督が宇野さんって呼んでないかな?笑
めちゃくちゃ頼りになる存在です。野生の勘と経験で、化け物や狂人に立ち向かうしせいに惚れ惚れします。
「ビリーバーズ」の怪演も素晴らしかったですが、こっちの宇野さんの方が断然仲良くなりたいです笑
佐々木みゆ
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「万引き家族」で「ゆり」を演じた佐々木みゆさんが、大きくなって出演しています。
カンヌ受賞作品に出演した子役が出ているというのは、なかなか貴重ですよね。
相変わらずの愛らしさで、花を添えていました。
堀田真由&筧美和子
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今作の2大ヒロインです。
2人ともオカルト作品らしさ全開の演技を披露していました。
片やタフな助監督、片や憑き物女。違和感ゼロです。
見事な演技をご堪能ください!
オカルト大盛り!
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「オカルトの森へようこそ」は、オカルトカルチャーがてんこ盛りでした。
そこに愛を感じます。
宇宙人、異世界、カルト宗教、霊能力者、スプラッター…
オカルト好きはにやにやしながら観てしまうこと請け合いです。
私はそうでした笑
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「オカルトの森へようこそ」、非常におすすめです。
「NOPE」と公開が被ったことが悔やまれますが、かなりオカルティズムをくすぐる映画でした。
ブログでは更に詳しく情報をお届けしています。ぜひ遊びにいらしてください。