「ビデオドローム」は意外と熱い映画だった
クローネンバーグの意思表示
映画「ビデオドローム」を鑑賞しました。
本作は、奇才デヴィッド・クローネンバーグの代表作とも呼べる作品です。
ボディ・ホラー
クローネンバーグ監督は、ボディ・ホラーのスペシャリストです。
ボディ・ホラーとは…
クローネンバーグ監督のボディ・ホラーは一味違います。
奇抜なアイデアとねっちょり感が、そこらのボディ・ホラーとは一線を画しているのです。
もうこれは、観てもらえればわかります笑
キモいんだけど、どこかカッコよさもあって…なんというか、クセになるんです。
ビデオドロームの熱いところ
「ビデオドローム」は「スキャナーズ」の後に公開された作品です。
「スキャナーズ」はクローネンバーグ監督らしさはあるものの、結構王道のストーリーです。
主人公が悪に向かう、サイキックバトルものです。
しかし、「ビデオドローム」は違います。
人間の精神性や、社会的なメッセージも多分に含まれているのです。
より刺激的で奇抜なアイデアでもって、鑑賞者を満足させるという使命感のようなものを感じました。
それを受けると、主人公の手と銃が一体となるボディ・ホラー要素が、私にはカッコよく見えてしまいました。
新作は8月公開
そんなクローネンバーグ監督の新作「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」が8月18日に公開されます。
巨匠も御年80歳。
どんなねっちょりボディで、我々に刺激をくれるのか…。
絶対見逃せません。
「5分で退席する人が表れる」という噂もございます!
あなたは耐えられる側の人でしょうか?
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「ビデオドローム」について解説しました。
クローネンバーグの決意表明のような、実はカッコいい作品です。
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