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【アカデミア】普段忙しくて中々話が聞けない連続起業家に「上手な会社の作り方」を聞いてみた ~質問回答編~

こんにちは!BIRTH ディレクターの鈴木です。
今日はACADEMIA(アカデミア)事業のコンテンツレポートについて発信いたします!

麻布十番に位置するBIRTH LABコワーキングオフィスで、2人合わせて300社以上の起業に関わっているプロの方々に「会社の作り方」について話していただきました。

この記事では、その際にいただいた質問の中で時間の都合上お答えできなかった内容を登壇者からお伝えするレポートです。

本編記事はこちらをご確認ください



時間内に答えられなかった質問の回答編!

当日は登壇者トークがノってしまい、
お答えしきれない/回収漏れてしまったものもありました。
大変失礼しました🙇🙇🙇

テキストで記載した方が良いご質問もありましたので、
その内容も改めて回答しておりますのでご参照ください!

※以下の内容は登壇者:金田社長からの返信となります。

自分の資産を守るとは?

大前提、自身の金銭的な資産を増やす上では、
会社の業績を上げ役員報酬という形で収入を増やしていくこと以外ありません。

経費枠を設けて会社から個人にお金を移すという考え方を持つ経営者の方もいらっしゃいますが、当然ながら会社の経営上必要な経費でなければなりません

経費の考え方は会社の経営上(特に売上に繋がる)、必要な投資を個人が建て替えた際、実費精算するという考え方であるため、プライベートと混在させることはNGです。

そのため、経営者個人から見れば出ていくお金と入ってくるお金は当然同額であるため、個人の口座残高が増えていくということはできませんし、経費を支えるにしても会社の業績を上げなければ、支えるお金もないということになります。

業績を上げていきながら、節税効果もある中小企業倒産防止共済や退職金積立などを活用するのは有効です

経営者は基本的に退職金はありませんし、会社の業績次第で個人の役員報酬も変動しやすいですので、資産を守るという意味では初年度から検討していきたいところです。

また、違った視点で考えると「会社をどうしていきたいのか」という観点が非常に重要です。

極端な話をすると個人会社として会社を経営すると捉える場合は、個人の収入を上げて経費もフルで活用しながら、節税をしていくケースを見受けることが大きい一方、事業を成長させ社員を増やしていきたいと捉える場合、金融機関からの融資を受けたい、大手企業との取引をしたいといった点においては、節税を意識する以上にしっかりと営業利益、経常利益を上げ、会社の信用を積み重ねていくことが良いと思います。

このように、会社をどのように経営するのか何を目指すのか、目的がしっかりしていると会社の資産、個人の資産の捉え方が変わります💡

起業の際の具体的な手続きは?

株式会社設立の場合、
まず決めなければいけない大きなポイントは以下になります。

①会社名
②登記場所
③事業目的(事業内容)
④代表取締役・取締役
⑤資本金・株式比率
⑥決算月
⑦登記日

定款作成に必要な項目まとめ

その他、細かい点はありますが、まずは上記の主要7項目が決まりましたら、登記に向けて手続きを進めていくことができます。
どれか一つでも決まっていない場合は、定款作成ができませんため、設立に向けて動いていくことは難しいです。

その後の法人設立までの動きとしては、

会社印の発行
株主と取締役の印鑑証明書発行
定款作成
公証役場での定款認証
資本金の払込
登記申請書類の準備をして登記場所の管轄である法務局で申請をする

法人設立までの動きまとめ

最近はマイナンバーカードがあれば、コンビニの印刷機で印鑑証明書が発行できるようになりましたので、お勧めです🌞

このようにやることはたくさんあるのですが、
ポイントはこれら全てを自らする必要があるのかということです。

これまで私も経験的に自分で全て設立業務をやって、ものすごく時間と労力をかけ、やり直しも含めてかなり大変だったというお話を聞くことがあります。そういった意味でプロに任せてしまった方が圧倒的に楽だったという声も同時に聞きました。

家事・育児をしながらの起業/事業運営ってどうすれば?

時間や物理的な制約があることが多いと思います。まずはご自身で活用できる時間、経営する上での制約条件を整理しましょう。

例えば、家を離れることは難しく在宅で働くことを基本として、朝から夕方まで事業活動に専念できる時間があり、土日で働くのは合間を縫ってできるとなれば、それに合った自分にできる事業を検討していくことがスタートラインに立つ上では大事だと思います。

昨今、リモートでの打ち合わせが増え、物販もECを活用することやクラウドソーシングで働く機会も醸成されてまいりましたので、
自分の「やりたいこと」「できること」「必要とされること」の3つを洗い出し、掛け合わせていく中で何が今の自分に合っていて、気持ちが乗るものかどうかを考えると良いです。

それと同時に、家事や育児をしながら起業し事業をやっていることが武器になり、追い風にできるような事業も良いのではないかと考えます。

最後に、家事・育児をしながら起業して事業をしていく上で、最初に決めておいた方がいいと思うことは目標です。
売上目標でもいいですし、いつまでに何をするといった期日を決めて達成していく中で徐々に成長させていくという形でもいいと思います。

何にしても目標をしっかり設定して、自分自身に対して約束をした上で、始めることで今の状況の中から日常の家事・育児との両立という意味での創意工夫が見出していけると思います。

鈴木的振り返りとまとめ

回答内容はいかがでしたでしょうか??
ちなみに私はまだまだ質問したいことがあるのですが、
私が知りすぎると参加者の方と同じ目線になれないと思っているので、
じっと我慢しています・・・笑

また第2回目の『連続起業家の会社の作り方』開催したいなと思いますので、ご興味ある方は参加してください♪

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