『三度目の殺人』の「器」とは
空いた時間に何となく仕事をする気がせず、何かこころの奥底に響く映画が観たい気になり、ネットフリックスで映画を探しました。
社会派の邦画がいいなと思い、何となく聞いたことのあった『三度目の殺人』という映画を観ました。
途中で『クレヨンしんちゃん』をはさんで。だけど(^^)
最初のへんが子どもがうるさくてセリフがよく聞こえないことがあったにせよ^ ^見終わったあと、よくわからないなーという感想でした。
次の日、そしてその次の日の今日になって、あの映画は何だったんだろうという想いがじわじわとこみあげてきました。
どんな意見があるかを求めてネットで検索してみました。
そこで見つけたこのサイトの方がとてもわかりやすく素晴らしかったです。
完全ネタバレなので、映画観てない方は観てから読んだ方がいいです。
この映画の監督は是枝監督だったのか。
しかも脚本も是枝監督のオリジナル作品でした。
これは是枝監督のもつ感覚なんだなと思いました。
Wikipediaによると監督は奄美文化の血が流れているようです。奄美のユタという方は聞いた話でしかないけど、現代人からすると特殊な能力をもっておられます。
監督ご自身がそうした能力をはっきりとお持ちなのか、ぼんやりと、まとっているだけなか、わかりませんが、たまたま観たとはいえ、心に残るというか、ふとした瞬間に底からもわっと思い出される作品だなと思いました。
それにしても、感覚的には理解できるけど、ここまでのことあるのかなと思いました。
「器」といえど、その人が今世築いた人生があり、自己もあるわけだから、まったく忘れるほどになって、そんなことまでするのかなと。
でも、わからないですね…
このサイトで紹介されているように、同調が過ぎると他人の感情に吞み込まれることもあるようです。これはその人にしかわかりえない状態でしょうね。
映画観てない人には、なんのこっちゃの話ですが、興味のある方は、映画をぜひご覧ください!
https://www.netflix.com/jp/title/80211298