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障害者雇用で働く時に精神障害者が会社に求めるもの①
いままでは、身体障害者の方の雇用ばかりという会社にいます。
精神障害者は突然休むから扱いにくい。話が伝わらないから仕事を与えにくい。などなど。
とにかく、「精神を病んでいるならうちはNGです。」こういう偏見があったんだと思います。
確かに、定着しにくいという事実はあり、わたしも居心地が悪く、体調を崩し逃げ出したことが多々あります。
ですが、心地の良い環境がつくれたら問題なく働くことができたんではないかと最近すごく思うのです。
もちろん会社にだけ、あーしてくれ、こーしてくれと一方的に望むのではなく、お互いに歩み寄り、お互いに心地の良い環境をつくり上げていくのが大切なんだということがわかりはじめました。
自分の努力も大切なのです。
居心地が悪いからと逃げるだけでは、何も変わらない。
今までのわたしは逃げの人生でした。
とにかく楽な方に移動する。若い時はそれでも働き口はあり、なんの問題もなく職を転々とすることができました。
しかし、40も過ぎ変に経験の付いた扱いにくい、さらに精神障害がある頑固な人間を簡単に雇ってくれるところなんてなかなかありません。
そんな現実を突き付けられ、落胆していたときに光を与えてくれた会社です。
ここでがんばらねば、次はないだろう。なんとしてでも1年、2年、3年。できればずっと長く働きたいと心底思い2022年の春を迎えました。
しかし、このあと問題山積みの日々が襲ってくるのでした。