無意識の放置が招く惨事
今日の午前10:10 自分は2階の自室にいた その時
1階では準認知症さしかかりの父親が、母親にしきりに息子である自分の身勝手さと思いやりの無さを叱咤して怒りをぶちまけていた 2階にいても聞こえるほどでかい声で
その内容は
今日親父は、午前9時からある用事ででかけることになっていた ちなみに猫が外にでているのと 御袋の面倒をみるため どっちかが家にいないといけないのだが、親父は9時には家をでるため 自分は8時に外出して10分もかからず帰ってきた
自分は8時に家をでるとき 親父の外出予定を知っていたため
「用事は10分もかからないから」と「コンビニにいってくるだけだから」
と2度も念を押してから 親父のいる台所の勝手口からでていき 同じ勝手口に10分で帰ってきたわけだ
勝手口のドアをバタンと閉めて 家具につかえながら つまり音を鳴らしながら2階の自分の部屋に戻った
その時親父は 台所の真隣りの洗面所でドアを開けたまま何かをしていた
当然ながら 音で息子の帰宅がわかっただろうと思っていた 万一音が聞こえなくても「10分で帰る」といって出ていった場合、親父の性格からいって5分でも遅れれば 「遅いぞ何をしている!」と電話をかけるなり 帰ったのかどうか確かめにくるだろうと腹をくくっていた
せっかちな親父の性格からいって 以前ならそれは充分予測可能なことだ
ところがどっこい 午前10:00時に2階にいる自分のスマフォが鳴った 親父からの電話だ
その瞬間は当然 親父の用事先である知人の家からの電話かと思ったらビックリ!
なんとまだ家にいたのだ
そして 雷鳴のごとく スマフォのスピーカーが壊れるくらいに怒鳴りはじめた
「なんで帰ってきた事を伝えなかった! お前は今日俺が大事な話で知人の家に行くこと知っていたはずなのになんという事をしてくれた!」
「お前という奴は・・・・・ 自分のことしか考えられんのか!・・・・・・」
バリ雑言は止むことはないと思ったため 自分も反論した 反論というより本心が自然にでていた
「だから家をでるとき わざわざ2回も10分で帰る、コンビニにいくだけだといったし
まさか勝手口から入って2階に上がる音が聞こえないとは思わなかった!」
と・・・ 何回かいったけど 無駄だった どれだけ言っても
「9:00に用事で出かける事を知っていて なんで黙っていた お前の用事と俺の今日の用事どっちが大事だとおもうんだ!
なんてお前は、自分勝手な奴なんだ・・・・・・・・・」
自分が知っていて 黙っていた どういう神経しているんだ馬鹿か! と そして「 思いやりが無い 」 の連発が続いた
あまりに突然の出来事だったのと 自分の見解は一切無視されるため 自分もカーッ!となり 暴力沙汰になる1歩手前までいった
途中で 事の詳細は冷静に把握したため 自分はそれから急速に冷めて冷静になっていったが 親父の怒りはその後もずっと続いた
そしてこの記事の最初の数行を書いている間はまだ うっぷんばらしに 御袋に自分への罵倒を続けていた
自分もこの記事を書き始めるちょい前まで 腹が煮えたぎり いてもたってもいれなかった が・・・・・
自分も怒るのは簡単だが以前書いたようなイマジネーションも効を成し ふぃと そんなつもりじゃなかった出来事の 善悪の正当性はどうか?
怒ることぐらい誰でもできる もう一度冷静に考えてみて 完全に我にかえった
確かに! これは明らかに自分が悪いという認識に至った
なぜなら 完全な『 確認 』を怠ったことは間違いない事実だからだ 親父には 仮にも非常事態を避けるため さっき
「わかったよ 確かに自分の不注意ということはいえる しかしそれはいいすぎだろ 」ってな具合で会話はおえているため あえて畏まって謝る必要はないが
問題は 自分の内面の葛藤で どうケリをつけるか? という部分で 完全に冷めると同時に これは自分が悪いことを100%認識した
相手が完全に 認識していない状態を勝手に 「そんなことぐらいわかるだろ?」と決め込むのは 完全な間違いであり失態だ
それは 最終的には自分の勝手な思い込みでしかない と悟らざるおえない 親父もその1点がいいたかったのかもしれない
じゃ なぜそんな思い込みに至ったのか? ここがポイントで 2重の無意識の勝手な思い込みがこれを引き起こしたのだ
それは
① ドアを閉める音や台所をコトコト音を立てながら通り2階に上がったわけだし聞こえてあたりまえだ、ましてあれだけ早く戻ることを勧告したんだから 親父のことだ 遅いと思ったら即座に連絡するなり 息子が帰って2階にいるのかどうか? をみにくるはずだ
② 毎日買い物から夜飯までほとんど病気の手術手前の自分がやっているんだから そんなことぐらい自主的に行動してあたりまえだ
また それにしても あれだけテレビの音量を小さくするようにいっているのに何も言うこと聞かない ・・・「ア」
最近は簡単なことまで何もかも自分にやらせようとする 準認知症さしかかりの老人はたまらんわ!という思いに毎日さらされている ・・・「イ」
その他・・・
まず この場合 後で冷静になり賢慮に反省したのは ①であり それは当然 何事も相手に明確に認識させない範囲では
大義名分として 何事も筋は通らない ※もちろんこの場合 大義名分でなくて本質的に結果として 親父に自分の帰宅を認識させるまで至らなかった
②は今度 なぜに①のような「手抜かり」になったのか? 自分はどんな場合でもこの手の失態は滅多にしないのだが・・・
その原因を自分の無意識に探ってみたのが②ということになる
さらに細かくいえば 「ア」「イ」などの 不満や半分グレたような気持ち(無意識で)、その他に続く 不幸への生活の諦めというか惰性
これらが 無意識を占領していることに 改めて気づくことになった
これら 勝手な思い込みと 無意識での惰性というかグレたような心意気がこの朝の惨事を引き起こしたことは間違いない
(^^;)もちろん! 準認知症とのつきあいは まともな感覚でいってたまらないときは茶飯事だ が しかし今度こうなると
『 相手が準認知症さしかかりだから 』
という身勝手な無意識が働きはじめる それを言い表したのが
アとイと「その他」だ つまり能力を低くみてまともに取り合おうとしない姿勢に傾きがちになる
ほんと 無意識とは 怖いものでやはり 意識は鮮明に保っておかないととんでもないことにつながりそうだ
まぁ~でも 親父は病院に通っているわけだが その親父の病気は
「すぐ感情的にいきり立つのが原因で 自分で自分の体内組織を破壊することは明らかなんだから これからは重々気をつけないと駄目だ!」
と強く説教したばかりだった
それだけに 最初は 昨日あれだけ念を押したのに ま~たこれか! と自分もまたムカ~!っときてしまった
しかし ②が 今回の最も直説的原因には間違いないわけで これもまた修行と思えば 怒りもスーッといえた
綺麗サッパリなると同時に この細かな詳細とは全く別視点で 例え自分が適切な行動をとっていたにしても 親父の世代というのは
日頃 息子の世代が非常に白状に「映る」ものであり いゃ実際 はるかに白状で人情味にかけるのだ そんなことはほんとはわかっていながらも
人間とは 最低限の大義名分を振りかざし 自分の立場を理屈で正当化しようとしてしまうものだ
そうなんだよな 自分はこういった胸のチャクラから放たれる行動化が今一足りないのかもしれない
でもな~ だからといって親父の世代と全く同一に行動するのは 難しい まぁせめて甲状腺機能亢進の手術が終わったら 別に最後の親孝行というわけではないが、できる限り理想は全うすべきなのだろう
本筋に戻れば まぁなんといっても 相手にとっては それが真実なんだからどうすることもできないわけだし 反論の対象が無いとなる
そういえば夢の中にピッコロ大魔王がでてきて予言していたな 身近な問題から処理せよ とか ・・・
(^^)いゃ~ おそれいったね おかげで 自分の中に無意識の一部を放置していた堕落があることを明瞭に悟ったことを感謝!
さて そろそろ締まっていくか~!
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