ジャケット撮影
カフェインの女王/CHICK-D feat.椎名純平
ジャケットが本日公開となりました。
個人の作品なので、ジャケット制作もその出し方と見せ方も全て自己責任です。
なので本当は、ビジュアルも戦略的に丁寧に出し方を考えたくて、当初は自分のinstagramメインで9月とか10月あたりまでにのんびり準備しながら公開していくつもりでいたのですが。。
11/3の「レコードの日」リリース発表(8/18金)のエントリーと、そこに合わせたレコードプレス用のデザイン入稿が、逆算すると8/13がデッドでした。
レコード会社時代に何度かリリース延期も経験していますが、あまり延期して良いことってないので、前倒しどころかスーパーギリギリ進行で8/11の「ヒップホップ生誕50周年」の日に急ぎシューティングすることに。
前日の8/10の夜はイベントのほうの「My Favorite Soul」も休前日ということで遅くまでやっていたんですが、泣く泣く終電帰りして撮影に備えました。
現場には朝8時にイン。
チーズケーキが絶品な友達の店「RAD BROS CAFE」をロケ地としてお借りし、衣装やサングラス、メイクの感じなどを決め、カフェの抜け感だとか顔の角度だとか、ある程度の希望を伝えながら、お店のコーヒーを頂きつつ撮影していきました。
カメラマンは椎名くんをはじめ久保田利伸さんや星野源さん、ライブハウスの方のブルーノート東京などを撮影してきた古賀恒雄くん。
重要なアートディレクションとデザインはイベントの「My Favorite Soul」でも長年一緒にやってきている信頼の横山龍助くん。
そして肝心のモデルさんは絶対に本業ではない人が良かったので、普通のOLさんに女王役をやってもらったのが結果としてはバッチリでした。
めちゃくちゃ恐縮されていて、その点はとても腰の低い女王でしたが、本番はプロのモデルさん顔負けの佇まいでなごやかに進行。
結果雨も降らず、実質1時間ほどでかなりイメージ通りの良いテイクがたくさん撮れたんですが、実際にレコードのジャケットで使える写真は表裏(表1表4)の2枚のみ。
その場でメインの写真を選定したら
(結局裏側は現地で決めたものと差し替えたけど、OKテイクを選ぶのはすぐでした)
もう午後には初稿が上がってきて、レコジャケに必要な表記の仕方とか自分が知らない要素を横山くんに教わりながらフォント、文字の視認性、校正、写真の明度調整などの修正をお願いして大方完了。
ソウル・ミュージックは女子ジャケが定番。
ということで歌詞の不思議なストーリーをなぞり、
「失恋した女性が昼下がり、サングラスして熱いコーヒーを飲む」
というまさに「カフェインの女王」のイメージ通りのジャケットに仕上がりました。
裏ジャケも含めて良い感じのストーリー性が出せたと思うんですが、裏にどんなテイクを採用したかはおいおい。
しょせん趣味で作った個人の作品でしょ、ジャケなんていらんでしょ、と舐められたくないのでかなりこだわって、誰が見ても遜色ない作品が出来上がったと思います。
ということで無事に確定したジャケを各所へ納品できたんですが、今回のディストリビューターのHMVさんも仕事が早く、商品サイトのジャケをすぐ差し替え作業してくれて、しばらくしたら反映されるとのこと。
・・・ん??
ということは、実質今日がジャケのビジュアル公開日になるってことじゃん!
大至急でプレス原稿を書いて急いでニュース記事の掲載依頼をしました。↓
ありがたく数時間後にはナタリーさん経由でヤフーニュースにも掲載頂いてとても喜ばしいんですが、、
ちょっとタイトルがプレス原稿のこちらの意図とは違うものになってしまっていて、まあメディア側はPVもあるし、そりゃキャッチーなタイトルにしちゃうよなー情報の出し方って本当難しい。。と若干複雑な気持ちです。
(お盆時期に情報を当日掲載してくれたことはもちろん大感謝ですし、めちゃくちゃうれしいんですけど)
それにしてもジャケ写撮影して3日後にはヤフーニュースってだいぶやりすぎたな。。
ネタ切れしないようにがんばります。
「カフェインの女王」アナログリリースまで
残り80日。
ありがとうございます涙