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【35】noteで言う“細部に神は宿る”を言語化した話


どうも、おかゆです。いらっしゃいませ。
いつもありがとうございます。


最近はなんだか、noteの記事が勝手に出来上がっていきます。
なんというか、自分の頭とキーボードをたたく指が別の生き物みたいな。

あれ、私こんなこと考えてなかったんですけど?
あれ?あれれー?みたいな。

このままいくと”おかゆ”に本体がついていけなくなりそうです。
頑張れ本体、逃げ切れおかゆ。


さてさて。
今日は朝食べてた納豆の話です。

実は何度か過去の記事にも出てきてるんですが、私は毎朝なったまご飯を食べています。
納豆たまごかけご飯。

で、納豆をあまり食べない方はイメージしにくいかもしれませんが、納豆ってどこかのタイミングで手にネバネバがつくんですよ。

フィルムをはがしたときか、たれを開けるときか、からしを開けるときか。

なんですけどね、今朝はいつもの納豆じゃなくて、久々におかめ納豆を食べようとして、ある異変に気付くんです。


え、手にネバネバついてないやん!


これ毎朝なったまご飯食べてる私からしたらかなり衝撃的だったんですよ。
だって水出して手洗ってタオルで拭いてから納豆と卵を混ぜるのが、私にとっての当たり前だったんですから。


というわけで、今日はそんな話です。


今後の納豆生活

宣言しましょう。
私は今後、おかめ納豆で生きていくと。
それぐらい毎朝のネバネバは邪魔っけでした。

まあ私の今後は置いておいて、こう言いかえるとどうですか?

ここに一消費者の購買行動が確定しました

急にビジネスっぽくなってきましたね。
そうです。今日はビジネスの話です。


購買行動を決定するもの

世の中の人はみんな、何かを選んで生きています。

そこには決め手となるものがあって、その先に選ぶ、という行動があります。

私にとってはネバネバが手につくかつかないかでしたが、意外とこういった細かいところに選ぶ決め手があったりします。


「絶対にネバネバがつかないフィルムを創るぞ!」

「いや、そんなことしても味は変わらないし、納豆はネバネバするもんだろう。」
「他社商品もネバネバはつくし、このままでもいいんじゃないか?」
「そんなことに研究開発費は回せん!」

「ぐっ…でも俺は負けんぞ!どんなことがあっても、ネバネバがつかないフィルムを創るんだああああ!!!!!」


もしかしたら、おかめ納豆開発の裏側ではこんなドラマがあったかもしれません。



冗談はさておき、人の購買行動を完全に読み切ることはできません。
なぜならそれぞれに異なる背景を持ち、異なる視点で物事を判断するからです。

ただ、改善を繰り返すことで結果として購買につながることはあります。


細部に神は宿る

よくいいますよね。
『トイレの神様』って歌が流行ったことがありましたけど、インスピレーションはこの言葉から来てるんじゃないかな。

これ、意識するのは難しいですけど、意識的に細部に神を宿らせる、もしくは細部の神を見つける方法はないんでしょうか。
それができれば、購買行動につながる改善・改良や開発に再現性が生まれそうですね。
少し考えてみます。


”細部”の定義

まず、ここで言う”細部”は、”細かいところ”という意味ですけども、少し拡大解釈すると”メインではない部分”と言い換えることもできそうです。

納豆で言うと、フィルムやたれ、からし、パックとかですね。
ここを変えるのが、細部に神を宿らせること…?
少し弱いですね。もう少し考えてみましょう。


”神”の定義

なんかここだけ見ると大仰ですね…
まあ考えてみましょう。
細部に宿る”神”って本来は万の神とか付喪神みたいな意味合いだと思うんですけど、ここでいう”神”は別ですよね。
どちらかというと”神アイテム”とかの神の方が近いかも。

ってことは、『超便利』とか『超有能』とかかな?
ふんふん、なんか近づいてきましたね。


”細部”に”神”を宿らせる

ここまでを整理すると、

 「細部に神を宿らせる」
=「商品のメインではない部分を超有能にする」

ってことですね。機能とか付属品とか。
なんかマーケティングの本とかで出てきそう。

ただこれって今更ですけど、差別化の一手段でしかないですね。
たぶん条件付けが不足してる。

専門じゃないんで実用的ではないですけど、4Pの先にあるものなのかなって。

4Pとは、マーケティング戦略の立案・実行プロセスの1つである、マーケティングミックスにおいてコントロールできる主な要素。
製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、コミュニケーション(Promotion)の頭文字を取って4Pと呼ばれる。

グロービス経営大学院より

また納豆の話に戻りますけど、納豆って値段とか味での差別化は現代において難しくありませんか?流通でも宣伝でも難しい。

じゃあどうするってなった時に頼れるのが、細部の神なんじゃないかなって。

そういえばこれもその一例なのかな。
この間職場の先輩と盛り上がった、山わさび納豆

これも納豆自体じゃなくて、からしを山わさびに変えて話題になってる商品です。
(よく見たらこれにもおかめがいてびっくり)

つまり、価格や販売方法で差別化が難しい市場において、商品のメイン以外の部分を向上させて戦うのが有効なんじゃないかって話。

わりと当たり前か。


noteに置き換えてみる

じゃあこれをnoteに置き換えてみるとどうなるんだろう。

・製品→ほぼアマチュアさんなので大した差はない
・価格→ほぼ無料記事なので差別化しにくい
・流通→同じフィールドなので差別化しにくい
・広告→note公式さんパワー以外はほぼ平等

振り返ってみると、人気の作者さんだから文章が全員小説家レベルかというと、そういうわけでもない。

でも、その人の魅力は別にあって、たいていの場合は記事を見ていけば人気の理由に納得がいきます。

それはアイコンだったり文章の書き方だったりマメさだったり。
今回主題である細部の神が、まさに宿ってる状態。

それが人を引き寄せてるんですよね。
noteで記事を読むってことは、自分で選んで自分の時間を消費してるんですから。



あとがき

なんか慣れないビジネス用語とか使ったら疲れちゃいました。
そのくせ専門外なので。
その世界で戦ってる人が見たら鼻で笑っちゃうかも。
笑われない記事を書けるよう、精進します。


ちょっと話はそれますが、今回の記事作成に際しておかめ納豆を作っているタカノフーズさんのHPにお邪魔しました。
面白いですよ、バーチャル工場見学ですって。
機械が箱詰めしておかめのラベル貼って、なんならダンボールに入れるところまで機械。

やっぱりオートメーションって心揺さぶられるよなあ…


あと最後に全然関係ない話なんですけど、日常会話で神って言葉使いますか?
私は全然使わないので、神の定義を考えてたところでゲシュタルト崩壊しました。



ではまた!


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