バイリンガルの疑問|2カ国以上話す人は何語で考えているのか
時々、こういう質問をされることがある。
「何語が一番話しやすい?」
「考え事は何語でするの?」
「夢を見るときは何語なの?」
「頭の中、どうなってるの?」 ←笑
まず最初に、私の自己紹介。
わたしの頭の中の言語|日本語=ポルトガル語
バイリンガルは、何語で考えているのか。
結論、日本語で話してる時は日本語、
ポルトガル語で話してる時はポルトガル語である。
つまり、会話してる言語によって、必要性に応じて自動的に頭の中の言葉を切り替えているのだ。私の場合、滞在している国の影響が大きいため、日本にいるときは自然と日本語で考え事をすることが多い。
「今日、疲れたなー」
「ご飯、何食べようかなー」
「うわ、もうお迎えの時間だ」
っていう事を日本語で考えてたりする。
普通すぎて、ごめんなさい。
感情的になるときの言語|ポルトガル語>日本語
何かに失敗して凹んだとき、イラっとしたとき、怒ったとき、嬉しいときなど、喜怒哀楽は自然とポルトガル語になる。
最初に取得した言語であり、幼少期から慣れ親しんでいる言語がポルトガル語であるため、感情的な話はポルトガル語の方が話しやすい。
特定の作業をするときの言語|ポルトガル語
唯一、無条件でポルトガル語になる瞬間がある。それは、《数を数えるとき》である。具体的には、モノの数や人数、日数、時間など。なぜだか自分でも不思議だが、日本語で考え事をしている場合でも、数字になると瞬時にポルトガル語に切り替わっているのだ。
文字を書くときの言語|日本語
今では日本生活の方が圧倒的に長くなり、ポルトガル語で文章を書く機会がほぼない。ポルトガル語を書くのは、従兄弟や親とメールでやり取りをするときくらい。
そのため、基本的に文字を書くときは頭の中の言語も、自動的に日本語に切り替わっている。
特定の人と話すときの言語|ポルトガル語=日本語
長女とは100%ポルトガル語のみで会話をしているため、娘を見た瞬間に頭の中はポルトガル語になっている。
どの言語においても、頭の中で《何語から何語に訳す》、という作業はしていない。
結論、
基本的には頭の中で考えた言語をそのまま口から出して、耳から入ってきた言語で、頭の中を処理している。
ただ、これはあくまでわたし個人の思考回路である。
他のバイリンガルの方々は、また違った方法で言語を切り替えているのかもしれない。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからも、バイリンガル教育や子どもの習い事、家事、育児、仕事の話、色々書きます。
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