「実践読書」24冊目は、森山大朗さんの『Work in Tech!』です。 森山さんは新卒でリクルートに入社した後、ビズリーチやメルカリ、スマートニュースといったユニコーン企業に次々と転職し、キャリアを発展させてこられた方です。 興味深いのは、「文系学部卒」の「営業職」という一般的なキャリアのスタートがだったにもかかわらず、上記ユニコーン企業では「エンジニア組織のマネジメント」や「プロダクトマネージャー」として活躍しているということ。 なぜそのような変化が可能だったので
「実践読書」23冊目は、安田峰俊さんの『みんなのユニバーサル文章術』です。 「ユニバーサル文章術」とは「誰にでも簡単に意味が理解できる、読みやすい日本語を書くスキル」をいいます。「Google翻訳」が訳せるような、意味が明確な文章を書くスキルです。 スマホやSNSの浸透により、大勢の人が、多くの文字数を日常的に書くようになりました。誰もが情報発信を行っている時代だからこそ、わかりやすい文章を書ける人 情報発信が巧みな人が生き残ります。 巷には多くの「文章術」の本がありま
「実践読書」22冊目は、米不動産業界のカリスマ、ゲアリー・ケラー氏の著書、『THE ONE THING』です。 本書は、生産性の高い仕事をするためには「すべての仕事が等しく重要とは限らない」ことを知り、成果をあげるために「本当にやるべきたった一つのこと」に力を集中するべきだと説きます。 なぜ「一つ」でいいのかと言えば、人はそもそも同時に2つ以上のことに「集中」することができないからです。 脳にはいくつもの回路があり、そのため脳の別々の部分で別々のデータを処理することがで
「実践読書」21冊目は、『NFTの教科書』です。 最近ニュースやSNSでもよく目にする「NFT」というワード。書店でもNFTの書籍が目立つ位置に大きく展開されていて、これは勉強しておくべきだと思い、手に取りました。 本書は、NFTにまつわるビジネスや技術といった社会実態にはじまり、法律・会計・税務上の取り扱いなどの制度面に至るまでを幅広くカバーした一冊です。 NFTの活用が期待されるゲーム、スポーツ、トレーディングカード、ファッション、音楽といった主要カテゴリーについて
「実践読書」20冊目は、『FIRE 最強の早期リタイア術』です。 本書は、幼少期に「1日44セントで家族全員が暮らす」という貧困生活を過ごした著者が、弱冠31歳でミリオネアになり、仕事を辞めて「FIRE」するまでの半生について語った一冊です。 「FIRE」とは「Financial Independence Retire Early」の略で、「経済的自立と早期退職を目標とする人生戦略」のことを言います。 わかりやすく言うと、投資から得た収入によって生活費を賄うことで、仕事
「実践読書」19冊目は、『「クリエイティブ」の処方箋』です。 本書はイギリスのアーティストであるロッド・ジャドキンス氏の著書。クリエイティブな人たちの思考の裏側を探り、誰にでも応用できる86のアイデアとしてまとめた一冊です。 著者は、「誰もが素晴らしい想像力を、直感を、そして知性を持ってこの世に生まれ出るのに、学校や家族や友人たちから能力の限界を押し付けられ、結果としてクリエイティブな心が萎れてしまう」と言います。 誰もが創造性を持っているのに、周囲から「プロになれるほ
「実践読書」18冊目は、『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です。 本書は、経済評論家の山崎元さんが「金融の勉強をしたことがないド素人」向けに書いた30万部突破のベストセラー。 投資に関して「最低限のポイント」だけ学んで、「ほぼベスト」といえる方法をとることで、「プラス5%くらいの利回り」を目指す、というコンセプトの本です。 しかもそれらは「実はプロがやってる運用と大きく変わらない」と山崎先生は言います。 つまり本書に書かれている通りに運用
「実践読書」17冊目は、『超速』です。 本書は文字通り、仕事のスピードを高めて、超・生産的になるための仕事術が紹介されています。 退屈でつまらない作業に費やす時間を最小限に抑えることができれば、自分を本当に幸せにしてくれることに、もっと時間を使えるようになります。だから生産性を高める方法を学んで、もっと人生を充実させられるようになりましょう、という一冊です。 200ページというコンパクトなページ数ながら、仕事のスピードを高めるために役立つ考え方やツールの活用法が網羅的に
「実践読書」16冊目は、フリーランスブロガー・アフィラさん(@afilasite)の『Twitter集客のツボ98』です。 アフィラさんはメインアカウントのフォロワー5.6万人、総フォロワー11万人を超えるインフルエンサーで、Twitterで稼ぐ&フォロワー増やす方法を毎日発信しています。 本書は、そんなアフィラさんのTwitter運用ノウハウを体系的にまとめた一冊です。どんなツイートをすれば、フォロワーからのリアクションを得やすいのか、フォロワーが増えやすいのか、具体的
1月20日にスタートした「実践読書」の連載。 今日で初月が終了するので、これまで読んだ本についてまとめておきます。 紹介したビジネス書15冊紹介したのは、以下の15冊です。 ワークハック大全 短いは正義 読みトレ 勝間式 お金を稼げる読書法 なぜあなたの仕事は〜 エッセンシャル思考 LIFE SHIFT GRIT Think Clearly エビデンス仕事術 エフォートレス思考 最大化の超習慣 企画 一生忘れない読書術 うまくいっている人は朝
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「実践読書」14冊目は、『うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか』の中から、実践するポイントを紹介します。 本書は、成功者たちの「朝時間の使い方」の秘密について教えてくれる一冊です。 なぜ朝時間を有効活用するべきなのか?なぜ朝時間を活用すべきなのか、それは以下3つの理由からです。 朝は「意志力」が満タンだから 朝は気分が楽観的になるから 朝は他人からの邪魔が入らないから 1.朝は「意志力」が満タンだから フロリダ大学心理学教授のロイ・F・バウマイス
「実践読書」13冊目は、髙瀬敦也さんの『企画』です。 髙瀬さんは「逃走中」「ヌメロン」「有吉の夏休み」などの人気番組を企画したコンテンツプロデューサー。 本書は「企画」とは何か、どのように考えればいいのかについて、誰でも再現可能なテクニックや思考法がたくさん紹介されています。 企画とは「決めること」であり、「何かを実現するまでの過程で決まった結果」にすぎない。だから「先天的なセンス」も「神がかったひらめき」も必要ない。「決める」だけで、企画になる。 これが髙瀬さんの考
「実践読書」12冊目は、堀江貴文さんの新刊『最大化の超習慣』です。 本書は、堀江さんが仕事のパフォーマンスを最大化するために実践している「習慣術」をまとめた一冊です。 帯と「はじめに」に書かれている、「ほくのメソッドをここまではっきり、踏み込んで述べるのは初めてだ」というコピーに惹かれて購入してみました。 が、正直なところ過去の著書に書かれている内容とほぼほぼ変わらず、むしろ各テーマに関する説明は、それよりも少ない印象を受けました。文字数も少なく余白も多いので、あっとい
今回は、『エフォートレス思考』から実践したいポイントを紹介します。 本書は先日紹介した『エッセンシャル思考』の続編です。 『エッセンシャル思考』は、「何を」やるか 『エフォートレス思考』は、「どのように」やるかを極める技術 を教えてくれます。 エフォートレス思考とは?「エフォートレス」とは「努力を要しない・気楽な」という意味です。 つまり努力と根性でなんとかするのではなく、「いちばん楽なやり方で最優先事項に取り組もう」というのが「エフォートレス思考」の考え方。
本日は、『エビデンス仕事術』から実践したいポイントを紹介します。 著者は、矢野経済研究所やインフォプランという「調査会社側」と、リーバイスやシャネルといった「クライアント側」の両方で、計30年以上にわたって情報を扱う仕事をしてきた光成章さん。 ビジネス上の意思決定を支えるためのエビデンスを、仕事としてリサーチしてきた情報収集のプロフェッショナルです。 エビデンスとは?エビデンスとは、ビジネス上の判断の元となるような「根拠となる事実」のことを言います。 統計データや科学