85%は原因不明。そんな腰痛を改善する。
腰痛に悩む人が後を絶たない。
というより増えているとか。
日本人の国民病とまで言われる腰痛だけど、
腰痛の85%は原因がわからない。
デカデカと新聞の一面を飾ったこのタイトルを知らせてくれた生徒さん。
腰の痛みの原因を検査では特定できないということで、その場合ほとんどは「原因はストレスです」と診断される。
って、そんなこと言われてもどうにかしてよ!
ってなりますよね。
かなり大雑把に言うと、原因が特定できない腰痛の原因は、
○心理的緊張
○身体的な原因
の2つ。
心理的緊張
これは、人から見下されるかも、嫌われるかも、バカにされるかも、非難されるかもなど、心が傷つく可能性を感じたり、ストレスや怒りによる緊張のこと。
車に轢かれそうになる、獣に襲われそうになるなど、体に傷がついたり命に関わるときに緊張するのは物理的緊張。
どちらも体に力が入って、硬くなるのが想像できます。
実際、こんなときは体のストレス反応系統が活性化されて、筋肉の緊張が高まったり、背筋が痙攣することがあります。
原因不明と言われる腰痛の原因のひとつです。
ずっと肩に力が入っていたら、筋肉が硬くなって血行が悪くなる肩こりと同じ。
そのまま力が入り続けていたら、コリがどんどんひどくなって、最後は痛みになります。
腰痛も同じ。
肩こりと違うのは、腰はコリを感じないということ。
だから気づかないままコリを溜めまくって、痛みになってやっと自覚するといったケースも少なくないのです。
腰の痛みの原因が心理的緊張の場合、それを取り除くことで、体の緊張がとれて痛みが消えることがあります。
身体的な原因
姿勢、筋力の低下、体の感覚の鈍化(意識を体に向けることがない)、体の硬さは腰痛の原因になります。
私が知る限り、これが圧倒的に多い。
たとえば、頭を前に突き出した猫背や、肩がどちらかに傾いているなど、現代によく見る姿勢。
スマホや、PCに向かうときになっている人のほとんどがこの姿勢です。
この姿勢は、首と腰に慢性的な痛みを引き起こす原因になります。
それから、太ももの後ろのハムストリングス筋が硬い人は、骨盤が引っ張られて腰が丸くなります。
これは、椎間板ヘルニアや座骨神経痛になることがあります。
骨盤周りや脚裏全体の硬さ、正しい姿勢を保つ筋肉群が弱さが、腰痛の原因になっているのをよく見ます。
腰痛を改善するには
腰痛を解消しようとして、腹筋ばかり鍛える人がいます。でもそれだと、逆に悪化することがあります。
背筋が弱くて、腹筋ばから強いなんてバランスが悪いのです。
柔軟性がありすぎて、腰痛のある人も同じで、筋肉のバランスが悪いのです。
腰痛の多くの原因は姿勢です。
正しい姿勢でいるための、姿勢を保つ体幹の筋肉を鍛えることで解消する人は多いのです。
それから、疲労も腰痛の原因になります。
寝ても疲れがとれないに書きましたが、体が硬いと疲労物質の排出が悪くなり、栄養は行き届かなくなります。
そうなると、疲労は溜まり、慢性的な疲労状態になります。
腰痛は、痛くなるまで気づかなかった腰の疲労でもありますから、腰回りだけでなく、全身の血行の悪さが原因の場合もあります。
原因不明の腰痛のほとんどは、自分で治せます。
というより、自分でしか治せないものです。
誰かが代わりに筋肉を鍛えてくれませんし、正しい姿勢をキープしてくれるわけじゃない。
ストレッチだって、代わりにやれるものじゃないし、心理的緊張をほぐせるのも自分だけです。
姿勢保持筋(インナーマッスル)をバランスよくし、歪みを改善して、本来の機能を改善する方法で、大抵の原因不明と言われる腰痛は改善しています。
ヨガや瞑想は、ハッピーホルモンと言われるセロトニンが増え、ストレスホルモンのコルチゾールが下がることが医学的にわかっていますので、心理的緊張による腰痛にも効きます。
どうにかしたい原因不明の腰の痛みは、
*正しい姿勢を保つ筋肉を鍛える
*歪みを改善する
*過剰なストレス反応を緩和して筋肉をほぐす
*深い呼吸の波動は脊柱への穏やかなマッサージになる
という方法で改善できます。
腰痛がなくなるだけでかなりハッピーですが、それ以上のプラスαがこの方法にはついてきます。
体本来の機能を取り戻して、腰の痛みを改善したい方は、サヴィターヨガで検索してみてください。
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