![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91363749/rectangle_large_type_2_9260e2f80ca675dbaeafe41514870da8.jpeg?width=1200)
絵画教室の様子
![](https://assets.st-note.com/img/1668650173920-gxR0fiiyqi.jpg?width=1200)
写真は模写課題を行っているところです。
こちらには2年程訪問させて頂いてまして、
屋外スケッチや、貼り絵、粘土なのしてきましたが、
写真のAさんには模写活動が一番合っています。
理由①
Aさんは小学生のころに描いた絵が
学校に張り出されたことを良く話してくださいます。
絵を描くのが好きで、自慢です。
パステルやクレヨンを取り入れてきましたが、
学生時代に慣れた水彩絵の具が一番扱いやすいようです。
理由②
漢字の書き取りは好きではなく
なかなか取り組んでくれないとのことです。
しかし、絵であれば
ものすごい集中力で描いてくださいます。
山の形、草や花の中たちは漢字より複雑ですが、
一生懸命見て描く姿は、もう画家です!
![](https://assets.st-note.com/img/1668650526315-zd41bpbc1x.jpg?width=1200)
様々な画材を扱うと、
それに合わせて体を使わなければならないので
脳や身体のトレーニングになります。
しかし、Aさんには水彩をメインに行い、
あまり他の画材は提供していません。
その理由は、混乱を招くからです。
Aさんは抜群の集中力があり、1時間は黙々と絵に集中されます。
しかし、その短所として、あらゆるところに注意を向けることは
難しいのです。
集中している時間が30分を超えると、形の取り方が精密になり、
画力が向上していきます。
その良い面を全面的にサポートする為に
あえて他の難しい課題を避けています。
その方法の一つが画材の選択肢を減らすことでした。
いろんな方法で
良い部分を引き出しつつ脳トレーニングを行っています。
今回はその一部紹介でした。
では、またー