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(N23) LinkedInのススメ。世界最強のビジネスSNS。Linkedinの市場規模から、企業の使い方事例・海外リード獲得まで紹介-1 (2020.11.3) by PROVE より抜粋加筆しました。
⑴ 海外と日本のLinkedInに対するとらえ方は180度違う
海外ではLinkedInのアカウントを持っていなければ、
「ビジネスの世界に存在していない」ことを意味すると言われている。
同僚や上司、取引先とのコミュニケーションとして、
利用されるLinkedIn。
プロフィールは職務経歴書と同じ役割です。
日本社会にはなかなか馴染みにくい。
しかし、Facebookの利用が落ち込み始めており、
今後はLinkedinに注目が集まるのではないでしょうか。
⑵ 日本に浸透しない理由
①転職に対する価値観の違い
米国では転職が当たり前。
ステップアップした前向きな転職であれば、
日本のように転職回数の多さは全く問題になりません。
場合によってはむしろ回数が多いことが、
評価されることもあるようです。
日本では、中途採用においては20代で、
複数の会社を経験している人間を敬遠される傾向にあります。
そのため、企業に勤務しながら、
エージェントに登録することが「今の会社に不満がある」と考えられる傾向にあり、LinkedInを受け入れる土壌が育っていませんでした。
②FacebookとLinkedInの使い分けをしていない
海外では以下を明確に使い分けています。
Ⓐ実名によるプライベートな交流は、Facebook
Ⓑビジネスのコミュニケーションは、LinkdIn
日本では、企業がFacebookを使って、
採用活動することもありますが、この動向は日本独特な現象です。
他国では、以下のように住み分けがはっきりしているのも一つの理由です。
ⓐプライベートで個人的に使うのは、Facebook
ⓑ転職活動に使うのは、LinkedIn
⑶ 日本でLinkedInをうまく活用している企業の導入事例-1
①Panasonic
グローバルで優秀な人材の獲得のために、
LinkedInを取り入れました。
企業のブランドイメージ向上を図るために、
採用担当とコーポレートブランド部が連携してLinkedInに注力しました。
その効果は以下です。
北米では、キャリア採用の80%がLinkedIn経由と飛躍的な伸びを見せた。
ブラジルやインドでも、採用活動も積極的に進んでいる。
②ツネイシホールディングス株式会社
「知名度が低い」、「オンラインへの対応が遅れている」などの、
課題を克服するために、LinkedInを活用。
「働く場としての情報発信」を国内外で行い、
ターゲット層とエンゲージメントを図りました。
半年足らずでターゲット人材層であるフォロワーを、
3,000名以上の獲得し、短期間で成果を出しました。
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