(N32) WeChatミニプログラムを活用、テンセントはWithコロナ時代における日本企業の越境EC事業をサポート-1 (2020.11.25） by WeChat より抜粋加筆しました。

⑴ ミニプログラムを活用した越境ECソリューションが大きな関心を集めている

小売大手企業が、越境ECに参入し、
公式アカウント、ミニプログラム 、ソーシャルネットワーク、ライブコマースといった「WeChatエコシステム」を通じて、インバウンド氷河期の打開策を模索している。


日本企業の越境ビジネス戦略の一環として、
①12億人のWeChatユーザーが潜在顧客となっている。


②ソーシャルメディアとしての特徴を生かし、
友人同士またはチャットグループでの情報シェアを促すことができる。


③公式アカウント、モバイル決済、その他の、
マーケティング機能を通じて、コンバージョン率を向上し、ミニプログラムショップの新規顧客獲得に大きく貢献できる。


⑵ 日本最大級のドラッグストアチェーン「ツルハドラッグ」

2020年10月、公式WeChatミニプログラム越境ショップを開設。

ミニプログラムショップのユーザーに対して、
消費税免除の形で、1400以上のSKUを中国人消費者に向けて販売を開始した。

 
ツルハドラッグWeChatミニプログラムでは、
ミニプログラムショップ、商品ページ、クーポンなどの情報をWeChatソーシャルネットワークで素早くシェアすることができる。


以下が可能になり、ブランド企業の露出とユーザーコンバージョンを実現。

①友人の間の口コミによる人気商品レコメンド
②特別オファーを提供すること


ツルハドラッグのミニプログラムのシェア率は、
20％。

閲覧した5人のうちの1人が、
ミニプログラムのシェアとレコメンドに積極的に関与していることを意味し、ブランドに新たなトラフィックとビジネスの成長をもたらしています。


WeChatミニプログラムを使用したオンラインショップは、
24時間年中無休で、中国人消費者がいつでも、どこでも利用できる「クラウドショッピングのスタイル」を実現した。

 
公式アカウントはトラフィック獲得と活用の入口となる。
ソーシャルネットワークは、トラフィックを増加させるツールの役割を果たす。

最終的にミニプログラムを利用して取引にコンバージョンすることで、以下が完成された。

「クローズドループなプライベートトラフィックを軸としたビジネスモデル」

 
ツルハドラッグ・ミニプログラムへの一人当たりの、
平均訪問回数は80回/日に上昇。

ユーザーのこだわりが強くてショッピングニーズも旺盛です。


ミニプログラムのプロフィールデータによると、
ユーザーの70%は女性。

「我々は中国人消費者に日本の商品を購入できる、
新たなチャンネルを提供している。

1ケ月前にスタートして以来、非常に好調な成長を遂げている」