練習は大変だけどやっぱりセッションは楽しい(もちろん打ち上げも)
コロナ禍のちょっと前にバンドやセッションをやって以来、音楽活動はコロナ禍によって完全に休止となりました。
そんなわけでしばらくはDTMに精を出していました。DTMに関する記事はこちら。
ところが去年からコロナ禍が明けて、バンドを再開したという話も仲間内でチラホラと聞くようになりました。そして今年はいよいよセッションのお誘いがありました。
今回の課題曲
今回のセッションでは3曲やることになりました。
まずはいきものがかりのSAKURA。
続いてYOASOBIのアイドル。小学生が歌いたいというので、頑張って練習してみることに。激ムズなのは解ってるので、完コピは目指さずに練習しまくることに。
そしてまたまた小学生が歌いたいということで追加になったのが、Aimerの残響讃歌。鬼滅の刃の曲ですね。
いずれもキーボードが難しい曲です。復帰第一線でこれとはハードルが高すぎますね。
生演奏は久々なのでまずは練習
お誘いを受けたのは3月の終わり頃で、練習時間をタップリ取るためセッションは6月開催となりました。
3年もバンドでの生演奏をしていなかったですし、楽器も作曲のためにたまに弾く程度でした。
そんなわけでまずは練習が必要でした。
作曲のために多少は弾いていたとはいえ、コロナ禍になって最初の2年半くらいは1年に1回くらいしか楽器を弾きませんでした。
これではまずいと思ったのと、作曲でもっといい曲を作りたいと思ったのがきっかけで、作曲にも楽器を使い出しました。それまでずっと打ち込みだけでやってたので。
今回、いきものがかりのSAKURAを弾いてみて、コロナ禍前と比べると全然弾けないことに驚きました。やっぱり弾いてないとダメですね。よく知ってて何度かやった曲でこれじゃ先が思いやられます。
さらにはアイドルと残響讃歌はちょっとしか聞いたことがない上に難易度も高いです。
仕方なくDTMを中断して練習に専念することにしました。
練習は裏切らない
今回は練習期間が3ヶ月ありました。
ここで時間に余裕があるからと1ヶ月前になってから練習を始めていてはいけません。夏休みの宿題とかパーキンソンの法則というものですね。
だから毎週2~3回は練習するようにしました。特にアイドルはいくらやってもやりきれないくらい難しいので。
結局アイドルだけで2ヶ月も練習期間を使うことになってしまいました。それくらい曲を覚えるのと、転調や様々な音色を切り替えながらテンポの速い曲を弾くのとで苦戦しました。
そして残り1ヶ月で練習を始めた残響讃歌もまた難しかったです。イントロンは171bpmなのですが、このテンポでピアノが3和音8分音符って何ですか?
イントロの練習を繰り返していると酸欠になりました。
とはいえアイドルも残響讃歌もやっているうちに段々と出来るようになってきました。これだけ難しい曲が普通にできるようになるとはちょっと驚きでした。
よく言われるように練習は裏切りませんね。
本番は思ったよりできた
練習して思ったより弾けるようになったとはいえ、万全ではありませんでした。特に残響讃歌のイントロのピアノが100発100中でできるようにならなかったです。
でもまぁ練習はやったのだから、後はなるようにしかならないなと思いました。直前の練習は控えめにしてセッションに出かけることにしました。
そしたら当日、押し入れで眠っていたキーボードケースが埃まみれになっていることに気付きました。まずは掃除からですね。
なんとか出発時間までにきれいにできました。
セッションは3年半ぶりくらいでしたので、本番の緊張感は凄かったです。最初の1曲だけですけどね。
最初に何度もやったことがあるSAKURAをやりました。何度もやったことがあるのに緊張して弾けないのは久々のセッションならでは。
でも途中から余裕が出てきて緊張はどこへやら。周りを見る余裕もちゃっかりある。
アイドルと残響讃歌も意外と何とかなりました。残響讃歌は結局ピアノのイントロを諦めましたが、どちらもミスしながらも練習並みにはできていました。
何とかなるもんだね。久々でもちょっと慣れればいいとか、DTMを続けて身に付けた何かもあるのでしょう。
DTMをやることで曲の流れとか構造を掴みやすくはなっていると思うので、多少はいい影響を及ぼしているのかもしれません。今後もセッションを続けていくことで何か気付けるといいかなと。
ちなみにアイドルは音色7種類と効果音2種類を使いました。これを切り替えながら進めていくので、途中で次は何だっけ?となりやすいのです。でも最悪オーケストラヒットだけでも鳴らしておけばいい気もしますね。
やっぱりセッションは楽しい
久々にセッションをやりましたが、やっぱりセッションは楽しいですね。バンドでの生演奏は格別です。
こればっかりはどんなにテクノロジーが進歩しても変わらないでしょう。
バンドの中に打ち込みの曲があるくらいならもう存在していますが、自分で弾くから楽しいのです。そして楽しいことしているから見てる側も楽しくなるのです。
メジャーアーティストのライブに行く人が沢山いる理由も、こういうところにあるのではないでしょうか?曲だけ聞きたいなら家でもできます。でも雰囲気を味わうなら生演奏が一番です。
そして忘れてはいけないのが打ち上げです。打ち上げも本番同様に楽しいのです。大変な練習をして、思いっきり生演奏した後だからこそ打ち上げも楽しいのです。
中には演奏中から飲んでる人もいなくはないのですが、私の場合は飲んだら弾けなくなるので、自分の出番が完全に終わってからしか飲みません。
終わりに
コロナ禍が明けて色々な活動ができるようになってきました。
特に音楽活動はコロナ禍の初期にライブハウスでクラスターが発生してしまったこともあり、アマチュアミュージシャンにとっても警戒感がとてもありました。
これからドンドン楽しいことができる世の中になっていくでしょう。そうしたときに常にアクティブでありたいものですね。
そしてセッションのための練習に疲れ、DTMを中断していたので、再開しようと思います。