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【ボードゲーム】ミルフィオリのルール説明 遊ぶためのポイント

どんなボードゲーム?


このゲームはカードを使ってタイルを置いて、得点を競うボードゲームです。手番ではカードを1枚選ぶだけなので、非常にシンプルで簡単なルールです。得点さえ理解すれば低学年のお子様でも十分に楽しめます。ゲーム終盤になると、追加手番を組み合わせて大量得点が一気に獲得できますので、目まぐるしく順位が入れ替わります。また、使うタイルは木製ではなく半透明なプラスチック製です。これによりゲームが終わったあとの盤面がステンドグラスのようなキレイ盤面になります。内容だけでなく見た目でも楽しませてくれるボードゲーム『ミルフィオリ』非常におすすめです。

動画でのルール解説

文章でのルール解説


はい、どうもこんにちは!大ちゃんです。
本日紹介するボードゲームはミルフィオリです。

ゲームの概要


まずゲームの目的は得点を集めることです。ゲームが終わった時に得点が1番高い人が勝ちです。得点はタイルをボードに置くことでもらうことができます。タイルを置くためにはカードを使います。カードを使って、タイルを置いて得点をもらう、これがこのゲームのポイントです。

ゲームの流れ


まずカードを各プレイヤーへ5枚ずつ配ります。そのあと各プレイヤー1枚だけカードを選んで、残りを左隣のプレイヤーへ裏向きのまま渡します。全員がカードを選んだら、スタートプレイヤーから時計回りに選んだカードをみせてタイルを置いていきます。全員がタイルを置いたら、またカードを1枚選んでを繰り返していきます。カードが残り1枚になったらそのカードは使わずに、全て表向きでボードの横に並べます。これで1ラウンドが終わります。スタートプレイヤーマーカーを左隣へ渡して次のラウンドを始めます。

ゲームの終了


次の2つうちどちらかを達成するとゲーム終了です。ひとつ、カードの山札がなくなる。二つ、誰かのタイルがなくなる。山札がなくなったら、そのラウンドを最後までしてゲームが終わります。タイルがなくなったら、全員の手番が同じになるようにしてゲームが終わります。

タイルの置き方と得点


それではここからはタイルを置く場所についての説明です。得点に関わる重要なところなのでしっかりと聞いておいてください。タイルを置く場所はボード上に全部で6ヵ所あります。各カードの絵柄にはタイルを置く場所と得点の方法がアイコンで書かれています。手番ごとに必ずカードを1枚つかってタイルを置いていきます。

工房


工房はボード左上の黄色のエリアです。カードには顔料や石灰などのガラスを作るための素材が書かれています。この素材の場所にタイルを1つ置きます。空いている場所ならどこでも置くことができます。置くと1点です。ただし、自分のタイルに隣接しておくとその隣接しているタイルの数×1点がもらえます。例えば、ここに置くと3つが隣接しているので3点です。顔料だけは特殊で1点ではなく2点で計算します。素材は全部で4種類あって、全ての素材にタイルを置くとボーナスでタイルを1つ置くことができます。早い者勝ちで1番は20点です。各エリアのボーナスに置けるのは1人1回ずつです。点数はその都度入れるようにしましょう。

◆マークが書かれている場所をタイルで囲むと追加の手番がもらえます。最後に囲ったタイルを置いたプレイヤーがもらえます。追加の手番ではボード横に並べたカードから好きなカードを1枚とって使います。もしまた追加の手番が発生したら手番が続きます。

住宅


住宅はボード右上の紫のエリアです。タイルはここから始まって繋げて置いていきます。タイルを置くとそこに書かれている数字の分だけ点数がもらえます。もし自分のタイルが繋がっているのなら、今置いたタイルに繋がっているタイルの分の点数をもらうことができます。
繋がっていなくても、3枚タイルを置くと追加手番がもらえます。4枚タイルを置くとボーナス点数がもらえます。5枚タイルを置くと追加手番がもらえます。

ブレイクタイム


ゲームのタイトルになっているミルフィオリはイタリア語です。千の花という意味を持ち、金太郎飴のような模様が入った色とりどりのガラスをいいます。原産地はヴェネチアで貿易を回復させるために作られた装飾ガラスになります。ボードをみるとその時代のヴェネチアが再現されています、こちらでガラスを作って最終的に船に乗せて出荷する様子がわかります。ゲームが終わった盤面もミルフィオリのような色とりどりなキレイな盤面になります。それでは頑張って後半のルールを説明していきます。

市民


右下の緑のエリアです。さらに、上は貴族、下は庶民の2つに分かれます。得点やボーナスについては両方とも同じです。カードに書かれているシンボルによってどちらにタイルを置くのかが決まります。エリアは3つのピラミッドが合わさっているのをイメージしてください。タイルを置くときは下段から置いていきます。好きなシンボルの場所に置けますが、カードと同じシンボルの場所に置くと得点が2倍になります。基本の点数は下段が1点、中段が3点、頂点が6点になります。中段以上にタイルを置くのには下段に土台となるタイルが必要です。例えば土台ができた場所に置くと、シンボルが一致していれば6点がもらえます。さらに土台になっているタイルの持ち主にも点数が入ります。土台が下段なら各プレイヤーに1点ずつ入ります。頂点にタイルを置いたプレイヤーに追加手番が発生します。また3つのシンボルに置くと早どりのボーナス点が発生します。

貿易


左下の青のエリアです。カードに書かれているシンボルの場所にタイルを置きます。置いたらそのタイルの列を確認します。今置いたタイルを合わせて置いているタイルは3つなのでこの商品の価値は3点です。自分のタイルを2つ置いているので、3×2で6点がもらえます。全てのシンボルにタイルを置くと早取りのボーナス点が発生します。タイルを置いたときに自分より多くタイル置いているプレイヤーがいた場合は追加手番が発生します。例えば、タイルを置くと紫のプレイヤーが2つで私より多くタイルを置いています。この場合に追加手番が発生します。


貿易の隣にあるエリアです。カードに書かれている舵輪をみてください。数字があります。この数字の数だけ自分の船を進めます。止まったマスにある得点か追加手番がもらえます。同じマスに複数の船が止まることも可能です。最後のマスは数字を余らせて止まることができます。そのあと港の好きな場所にタイルを1つ置きます。横1列で3つのタイルが置かれると船が出港して得点が発生します。隣にある貿易エリアの商品の数をみます。このとき置かれているタイルは3つです。この3つの船は3種類の商品を積んで出港しました。3種類で6点、出港した自分の船は2つなので6×2で12点がもらえます。ちなみに各カードのスミに舵輪が書かれていますが、基本ルールでは使用しません。

ミルフィオリの3つの魅力

1.映える盤面
2.簡単だけど悩ましい
3.追加手番が気持ちいい

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