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歪んだ"美"への執着から摂食障害になった過去の話。
【15年の私の闇】歪んだ“美”に囚われていた日々
「どうして?」
ダイエットも、お肌も、メイクも、髪も、ファッションも。
全部頑張っているのに、報われない。
当時の私は、美しくなることに必死だった。
でも今になって思う。
それは、全部“自己流”だったから。
歪んだ「美」への執着
中学生の頃、私は拒食症になった。
流行っていた「トマトダイエット」「りんごダイエット」…
誰かの真似をして、誰かが良いと言ったものを試して。
それが正しい美容だと思っていた。
でも、そんな日々を繰り返しても、心は満たされなかった。
気づけば、15年間も暗闇を彷徨っていた。
過去の私を救うために
だから私は、過去の私のような人を作りたくない。
「私みたいに、美容に振り回されて苦しむ人を救いたい。」
その一心で、必死に学び、実行して、今がある。
あの時、本当に必要だったのは——
流行りや自己流ではなく、
「私に合った美容を教えてくれる人」だった。
寄り添ってくれる人だった。
だから今、私は誰かに振り回されない美活を提供している。
それが、私の使命。
過去の自分に向き合う覚悟
この話をするのが、ずっと怖かった。
「こんな過去、気持ち悪いと思われるかもしれない。」
そう思って、長い間、封印してきた。
でも、もういい。
これを知って引く人よりも、
これを知って少しでも救われる人がいるなら、私は伝える。
そしてもう一つ、決めたことがある。
母と向き合う。
今でも母と一緒に食卓を囲めない。
母の前では、心から許せなくて、食べられない。
でも、もう向き合う時だと思った。
14歳の私へ
今まで隠してて、ごめんね。
恥ずかしいと思って、ごめんね。
でも、あなたのおかげで、私は成長できたよ。
きっと、誰かの光になれる。
まだ少し震えるけど、少しだけ力を貸してね。
「闇があるから光がある」——その逆も然り。
どちらも私の一部なんだと、やっと腑に落ちた記念に。
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