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ChatGPTに相談してみた

本を読むのは好きだけど、書き上げたことはない二人が、マイペースながらも力を合わせて一冊の本を作り上げる(予定)までの日記です。
文学フリマ東京40でのデビューを目指してます。

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こんにちは。ビッグMです。
わたしがあまりにも煮詰まりまくっているので、相棒のカジキが(マジレス)と言いつつ、時折アドバイスをくれます。

「喫茶店とか場所を変えて書くとよい」とか「印刷用のレイアウトに嵌めた状態だと見にくいから、いったんベタ打ちで書いてみたら」とか。

今日は、私の書きかけの小説にコメントをつけてくれるとともに「AIすげーいいよ!アドバイスが的確」と教えてくれたので、早速、未完の我が小説を食わせてみました。

・・・・・たしかに、これはすごい!!!

総評、強味、改善点・提案、まとめ、と、半年に1回特集が組まれる占いくらいのボリュームで講評が返ってきます。

端的にまとめられた総評を読むと「私の小説って、こういう小説だったのかぁ」という新鮮さがありつつも、書きたかったテーマがちゃんと伝わってそうだという手応えも感じ、モチベーションが上がりました。

巷では「ChatGPTは性格がいい」なんて言われているのも耳にしますが、フィードバックするときの言葉選びが上手。見習いたいものです。

いちばん驚いたのは、行間が読めているように感じること。
裏で、速読と早打ちの得意な人間が手で打ち込んでる?って思うくらい。

Phaさんの『パーティーが終わって、中年が始まる』に、相手に心があるように感じればそれでいい、という話が出てくるのだけど、今日ChatGPTに小説のアドバイスをもらって、まさにそれを感じました。

人間と話すとき、相手の中には心がある、と信じて会話をしているけれど、本当にあるのかはわからない。あるかどうかわからなくても、相手の中に心がある、という雰囲気があればそれで満足する(心とはそもそもなんなのだろう)。

『パーティーが終わって、中年が始まる』Kindle版P.50-51

以前、IT関係の技術職の知り合いに「AIって、どんどん間違った情報を学習して、精度が落ちていくのかな。ネット上に正しい情報ってなくなるのかな」という趣旨の質問をした際、「むしろ平均化していくはず」という回答が返ってきました。

人間も同じで、成長するにつれて、たくさんの言葉や言い回しを覚えたり、特に会社にいると定型の表現に慣れてしまったりで、自分の中の言葉が平均化していくんじゃないか、人はそれを感受性が鈍る、なんて言ってるんじゃないか、と思ったりしました。

もしかすると学習が進みすぎると、ChatGPTのアドバイスも月並みになってしまうのかもしれないと思うと、ちょっと残念です。

とりあえず今は、カジキとChatGPTのアドバイスを胸に、書きます!

ビッグM

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