あと18日もあるのに第1子誕生時よりデカい胎児

現在は10kgを超えてプリプリと尻を振り散らかす1歳児だが、生まれたときは2700グラムしかなかった。一方、来月に入らないと外には出てこない予定の第2子は、腹の中でもう3000グラムを越えてしまっている、とか。通院帰りの妻が、驚きのため息を添えて教えてくれた。

同じファーム、同じ種と卵から作られたのに、体が早くも1割増しってどういうことだろう？？？？当時3300グラムで出てきた僕が言うのもなんだけど、それはそれは衝撃だった第1子の出産や、抱き上げた重みが体に染み付いているせいか、単なる成長スピードのバラツキが異様な神格化を遂げている。

世のわからないことを神秘だエキゾだと曖昧な言葉で片付けがちでいるが、出産はある程度わかっていたつもりでいましたね、正直。今日も今日とて不思議だよもう。

妻の腹を擦った昨日の記憶、へその上あたりにゴツゴツと感じる胎児の背中だか太ももだかの生を思い出す。ああ、すっかりきみは人間だ。しかし壁1つあるせいで、きみには住民票も、下手したら人権もまだないんだな。