本人

男 東京 四十肩 初回から毎年フジロック行ってる 海外のにも色々行ってる 普段は毎日毎日育ててる3児 俺が育ててる 俺と妻で育ててる 育児エッセイ「こうしておれは父になる(のか)」イースト・プレスからリリース

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男 東京 四十肩 初回から毎年フジロック行ってる 海外のにも色々行ってる 普段は毎日毎日育ててる3児 俺が育ててる 俺と妻で育ててる 育児エッセイ「こうしておれは父になる(のか)」イースト・プレスからリリース

マガジン

  • フェスティバル研究

    フジロックをはじめとする国内フェスや海外フェス、大型イベントに関する記事をまとめます。

  • 第2子誕生30日記

    第2子が2020年3月8日に誕生予定。残り30日の生活と気持ちの準備状況を、すくすく育つ1歳男児や臨月先生との邂逅と併せて記録していきました。

  • チャーミーグリーンに挑む 〜妊婦見守り期〜

    妻と出産予定の第一子について書き連ねていったエッセイ。5月6日の文学フリマ東京に出品した「チャーミーグリーンに挑む(2018年5月18日の出産に向けたお気持ち準備号)」より何話か抜粋します。

最近の記事

フジロックの「超気持ちよさ」は3.5万円追加で買えるとこにはないと思うす。

聞いて聞いて!フジロック'23なんと今年ノートラブルでした!車やバイクが壊れたりサイフ落としたり、あと帰宅したあと交際ステータスに変更があったりしませんでした!さすがフジロック皆勤太郎だよヴェテランの余裕!みたいな感じで今年のフジの話です。 お疲れさまでした、楽しかったね開催から1週間、今はいい感じの余韻とともに暮らしています。 もちろんTLに出るコリー・ウォンの動画観ては「やっぱ見とけばよかった…」と思ったり、ほかにも完売ラムチョップへの未練や、あと適度にシェアしてもら

    • 本当に「いつものフジロック」だったか?2022年の苗場を振り返る

      FUJI ROCK FESTIVAL'22が「無事終了」した。 前夜祭から最終日まで演目を完走できた以上、公式発表の通り「無事」といってもいいだろう。 ただ、2020年の延期と2021年の「特別な」形での開催を経て、年始に下記のとおり掲げた「いつものフジロック」は果たして取り戻せたと言えるのだろうか。自分の体験を中心に色々と振り返っていきたい。 去年に比べりゃいつものフジまず言えるのは、あの地獄みたいな1年前だけを比較対象にすれば、もうすっかりフジロック回帰できていたなと

      • 500gで生まれた子を見つめた写真家・田尾沙織さんの「発信」

        もうずっとインターネットが好きだ。 端末と回線さえあれば、ある程度の情報が手元に集まるところが最高。中でも知らない誰かの独白をダイレクトに受け止められることに関しては、ネットが唯一の方法だと思う。日記、ブログ、写真に動画――呼び名やフォーマットはその時どきで形が変わるが、発信者の言葉や画をそのまま情報として得られて本当にありがたい。 写真家・田尾沙織さんのInstagramを見つけたときも、ひしひしと思った。 ◇ 私は、まだ出産育児の気配はおろかパートナーと出会ってす

        • ドント・ルック・バック・イン・アンガー合唱団、海を渡る #人生を変えた一曲 by LINE MUSIC

          洋楽は大人世界への入場券である。 少なくとも90年代に愛知の田園地帯で暮らす14歳にとって、洋楽のCDは価値のよくわからんリーバイスを買うより2000円弱で確実に自分を大人にしてくれるものだった。 中2の自分は、好きな人の話やエロ話をし合うクラスメイトに「名古屋に行って洋楽買おう」と冒険を画策し、名鉄に30分乗って名古屋駅前のHMVで売れてる洋楽を購入。地元に戻って仲間内で背伸びする中学生活を送っていた。 それを何度か繰り返す中で手にしたのがオアシスの「(What's

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        • 500gで生まれた子を見つめた写真家・田尾沙織さんの「発信」

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        記事

          コロナ生活侵略戦争

          「はい、どうぞ」とふいに手渡された、小さなパケ。中には折り紙の鳥が数羽。土曜の夕方、イオンの外で泣き止まない2歳児に、通りすがりの物腰やわらかそうな老夫婦が渡してくれたのだ。 「泣いてる子におもちゃくれるやつ!」と、海外で体験したことはあったがまさか日本でも…と驚くあまり、少しのあいだ長男とじっとパケ鳥を見つめてしまった。ハッと遅れて「ありがとうございます!」と少し遠くの紳士にお礼を言う。丸く小柄な背中からハンサムシルバーの笑顔が見えて、私もいい気分になった。 だがしかし

          コロナ生活侵略戦争

          サムイ島で過ごすコロナ生活 〜おれなりのYouTube海外旅行完全ガイド〜

          約100日の育休終了。産前からリモートワーク指令が出ていたし復職後も出社禁止なので継続おこもり生活だ。2年前に育休を取ったときは自分たちだけ家に籠もり「みんなは会社とかライブ行ってんのか…社会から切り離されたおれたち…」という孤独感に襲われていたなあ。 境遇の差がないのはありがたいものの、だからといってヘタすりゃ24時間ずっと在宅って状況、みんなと同様に窮屈さを覚えないわけではない。それを打破するために、わたしは最近タイのサムイ島を観ながら暮らしている。 YouTubeで

          サムイ島で過ごすコロナ生活 〜おれなりのYouTube海外旅行完全ガイド〜

          今度も壁をぶち破る。予定日3日前から、無痛分娩による第2子誕生を見届けるまで

          日々つけていた誕生までの日記、誕生後の忙殺を止まっていたのできちんと出産記録を残そうと思う。無痛分娩で平和に産みたいということを言ってましたが、いやはや。 今回までのあらすじ:ようやくコロナが都市で活躍しだした3月上旬、出産の事前アナウンス的な前駆陣痛が水曜に始まった。そのまますぐ出産ではないけど用心だねとか言って妻と話してたら、バイブス満タンになった母が前のめりで新幹線に乗車。乗った名古屋駅でも降りた東京駅でも近隣に感染者が出たこのタイミングで70代に無理させるわけにもい

          今度も壁をぶち破る。予定日3日前から、無痛分娩による第2子誕生を見届けるまで

          予定日まで4日でついに次男誕生か!ってところに訪れた後期高齢者

          コンビニで弁当を買って食べながらの仕事をしていると、午前中リビングのホットカーペットの上でぐったりしていた妻からLINEが。「30分から1時間間隔で腹痛が…」やだそれ前駆陣痛じゃん!心に響く凄まじい爆発音とともに部屋に向かい、諸々を軽く打ち合わせる。 さあいよいよ始まるぞ、約2年ぶりの大勝負!鼻息をふんすかさせて「痛みの間隔が15分になったら病院へ」という分娩基本ルールに則ってまずは待機する。 育休入りまでに仕事終わらん!あれを仕上げないといけないのに…など思いながら、t

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          予定日まであと5日。星矢ドラゴンボール派のおれは鬼滅の刃に染まるキッズ眺めてる

          陰鬱な月曜の翌日は前日差+7℃の晴れやかな一日となった。なんて言いながらも結局継続的リモートワークをしているので、晴天を楽しめるのは保育園の送り迎えくらいしかないのよな。 保育園は閉めてよいという法律がないとかのおかげ()で、我が世帯は毎日わんぱく君の十分な遊び場を確保できている。しかし保育園というのは我々にとってもちょっとした癒やしになっていたりもして、この閉じ込められた自粛生活の中では「人間…無邪気なタイプの人間がたくさんおる…」とうれしい。ポジティブは伝播する。早々に

          予定日まであと5日。星矢ドラゴンボール派のおれは鬼滅の刃に染まるキッズ眺めてる

          予定日まであと6日でも月曜は月曜

          ここ何週間か、ずっとリモートワーク体制で生活している。少し前までは気分転換にスターバックスを仕事場にして「いまどきの受験生って赤本以外は予備校の動画にスタディサプリで…20年で変わったねー!」とかフンフンしていられたのだけれど、折からのウイルス騒動によっていいよいよ自宅作業になっている。一時的なものでしょうとタカを括り、デスクはジモティーを使ってタダでもらった合板製のやつを使っているのに、それが今じゃ本現場。 まあ働く場所なんてどうでもよく、普通に月曜日はダルい。妻は体調が

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          出産1週間前に訪れてしまった“ボーナスステージ”

          来週日曜が予定日、ということでいよいよ1週間を切った。人が増えるというのはそれなりにドラスティックなので、これから毎日「二度と同じシチュエーションでこの曜日を味わえない」という貴重な時間を過ごさせていただくことになる。 めちゃくそに眠たかったので家でダラダラ過ごそうと思っていたけれど、妻はもう一緒に出かける気満々。「そうだったね」と思いながら、お子の昼飯を横目にランチどころを検索していく。フレンチのランチなんてどうだろうと探すも、残念ながら「予約なし、かつ1歳児連れ」という

          出産1週間前に訪れてしまった“ボーナスステージ”

          あと8日で2人目を産む妻

          子を寝かしつけた夜10時すぎ。なんか今日疲れたしメシは外で喰うかね、どこにしよっか。という話をしていたとき、妻が咳払いをしながら「ゲフンッゲフンッ$店名$ッ」と鬼の背脂ラーメン屋の名前を出した。こんな時間だぜ?!ラーメンすごくこってりしてて美味しかったです。 あと10日を切り、出産への準備もいよいよ佳境を迎えている。妻は先日から「分娩時に音楽を流していいということだったので…」と言い、プレイリストを作成中。作業を通じて自分もハロプロから歌謡までさまざまな音楽を断片的に聞かせ

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          こんな状況だからいろんなものが試され、求められている。情報の嗅覚、変えるための適切なアクション、守りどころに攻めどころ、設定したゴールへ向かう推進力……だけどおれはもうそういうの一切無視して叫びたい。こんなタイミングでやってくるんじゃねえよクソバカ!!! 木曜夜に訪れた「全国小中にお休み要請」の衝撃はすごかった。どんなときも親が働けるよう保育園が休みにならない(って仕組みもどうなのよ)のは台風で把握してたので当事者ではない。それでも前提をくつがえして思いつきの緊急決定をメデ

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          家族写真を植本一子さんに撮ってもらう。尚10日後に出てくる次男は腹中より参加

          有休を取得して朝から下北沢に。写真家・植本一子さんの営む天然スタジオで妻およびご一家マタニティフォトを撮ってもらうのがその目的だ。 1Kマンションの室内に白いバック紙を広げた空間で、自然光を頼りに植本さんがひとりでポートレートを撮ってくれる。仕上がりはもちろん、採光がその日の天気頼りなど「今の姿」の記録が特別に感じられるのが嬉しくて、2年ぶり2度目の撮影となった。 前回とで一番の違いは、もう腹から出て1年半以上になる第1子の存在だろう。スタジオまでの細い道を好奇心旺盛に進

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          次男誕生まで残り11日、子供2人の手離れまで残り20年、そして必要なカネは。

          以前も書いたが、自分は子供と日々を歩むようになって初めて、自分が死んだあとの世界についても見通しを立てるようになった。 数多ある我が身の変化の中で、それは地味にデカい。いや、人として大きくという聞こえのよさそうな文脈にしたいけれど、実際はそれよりも家計のロードマップめちゃくちゃ奥行きできちゃったねっていう話で。大人ふたりなら無頓着に生きてもある程度なんとかなるだろうが、いまテキトーに生きだすと最悪2、3名死ぬっていうんだから…わたくしのていねいな生活の中にいつの間にか一本の

          次男誕生まで残り11日、子供2人の手離れまで残り20年、そして必要なカネは。

          残り12日の次男との隔たり

          第2子誕生までにいろいろ準備していこうってことで日記を書き出したが、あと12日の今日時点よりも前からとっくに準備できでるものがある。それは「赤子の迎え方」で、つーか書籍やcakesではこの辺に書いてるけど、まあ前回あまりにも不十分すぎたのよな。 特に隠すことなく、世の大多数の親と同様に連日「かわいい」と思うし口にする最近のおれだけど、やっぱり第1子誕生直後は初見かつしわくちゃで文字通り「赤」ちゃんの、猿みたいな新生児に対してかわいさ以外の気持ちが先に生まれた。しかし、2人目

          残り12日の次男との隔たり