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川柳はほぼ毎日思いついた、あるいは考えたものを書き留めているのですが、最近はこんな感じです。

ツイートを見てくださった方、ありがとうございます。LOVE。

この中で個人的に気に入っているのは
「静脈を巡る透明だった星」
かなと思います。

倉垣弘志氏「薬物売人」を読みました。
倉垣氏は田代まさし氏に薬物を売り捌いたことで有名な元薬物売人。
彼自身も様々な薬物を乱用し、また本書の中でその服用方法等も詳細に書き記してありました。

いかんせんわたしは使用したことがないので、服用に際して必要な道具なども書いてはあるものの今ひとつイメージしづらく、結局どうやって使うのかわからないままのものもありましたが…(読解力〜)

覚◯剤は、摘発のニュース等で誰しも一度は目にしたことがあると思います。
塊のもの、砕かれたもの等がありますがいわゆるガラスのような結晶で、透明度が高く綺麗です。
初めてニュースで見た時、水晶みたいだなと思った記憶があります。

それを倉垣氏は主に静脈に注射する方法で体内に取り込んでいたそうです。
炙って液状化したものを水と混ぜて注射器に入れ、静脈に針を刺す。
ただそのまますぐ注入するのではなく、一旦少し血液を吸い上げ、薬と血液が混ざったのを確認してから注入するのがコツだそうです。
その方が周りが良くなるとかなんとか…。

見ているだけなら星のように綺麗な結晶は、溶かされ、血で濁り、静脈を駆け巡ります。
大きな快楽と、さらにとてつもなく大きな代償を残して。

薬物乱用による快楽やその反動で襲いくる苦しみについてわたしは想像することしかできませんが、かつて星だったものが静脈を通して人間の体の中を駆けていく様を思い浮かべ、この句を作りました。

市販薬のオーバードーズを始めとした薬物乱用は、体だけでなく精神も蝕むでしょう。
間違いなくやってはいけないことです。
しかし覚◯剤を見て単純に「星みたいで綺麗だな」と思う心があります。
倫理と感性は切り離して考えたい、そう思っています。

話題は変わって、こちら

お送りさせていただきたいと思っています!
こういうの初めて…緊張しちゃう……
しかしいま一歩踏み出す時ですね。
頑張ります。

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今年32歳の主婦、好きな動物は猫、好きな食べ物は焼肉とかき氷です。

ではまた。

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