【書評メモ】考えすぎない人の考え方
『起業家に必要な要素の1つは楽観思考』ツイートから昔読んだ本を引っ張り出してきてメモ。
振り返ってみると、ここの書いてあることの実践で休日に仕事のことで悩むことがなくなった(悩んでも無駄と割り切れることが出来た)のでおすすめ。
サマリ
この本は、脳が進化の過程で組み込んだ悲観論が現代社会では逆にメンタルの負担となること、そしてその心配事をコントロールする方法が述べられている。脳のデフォルト設定が生み出す不安を冷静さと客観性をもって断ち切る方法を紹介している。
メンタルコントロールの技術
・脳は自然と心配事を作り出すが、現代ではそれが過剰となりがち。
現代社会では生命の危険を伴うリスクは大幅に減っており、心配事の
9割は杞憂に終わるので確率的には悲観主義は効率悪い
・悲観論を超えるためには、自分の脳と行動に意識的に介入する必要がある。 脳の客観性を取り戻すには「冷静」になること。冷静になるための外部活動や、楽観へ導く動作を意識的に取り入れることが効果的。
・冷静になるためには、人間の動作が重要な要素。悩みごとに関係ない作業(ジョギングなど)をする中で、脳の中が悲観論のループにハマっているのを断ち切ることができる可能性がある 。また、楽観につながるような動作(笑顔など)を行うことにより脳をある程度だますことも可能(楽観論を生み出すような動作を毎日のルーティンへ組み込むことも有効)
上記の外部活動(人間の動作を伴う活動)は、特に体を動かすことをかなりお勧めする。肉体的負荷(筋トレでも、ジョギンでも、散歩でもなんでもいい)は心配事(というか無駄な悩みを半強制的に)を自然に断ち切ることが出来るので本当におススメ。
経営者や起業家の方にスポーツや筋トレにハマる方が多いのは、やった分だけ必ず結果が返ってくる仕組みだけではなく、メンタルコントロールの占める割合がかなり大きいともう。
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