見出し画像

目覚めのためにスマートウォッチを試した(Xiaomi・AppleWatch・Fitbit)

 もともと、電子デバイスを腕に付けることに抵抗があった。腕時計はアナログだろうという思いと、充電を気にしないといけない端末が増えることに面倒臭さがあったからだ。

 話は変わり、私は朝早く起きることが苦手だ。何とか起きることはできるのだが、すっきりと起きることができない。目覚まし時計を使っていたのだが、大きいアラームだとびっくりして起きる感じになって心臓に悪いよなぁと思いながら使っていた。
 そんな思いもあり他の起きる方法がないかを調べていると、スマートウォッチでアラーム機能があることを知った。しかもこれは音じゃなくてバイブレーションで起こしてくれる代物だと。
 これはもしや朝起きることの最適解ではないかと思い、さっそく試してみることにした。


①Xiaomi Smart Band 9 スマートウォッチ

最初にXiaomiを試した理由

 スマートバンドを選ぶにあたっての条件が
 「バイブレーションのアラーム機能がある」
 の1点だけだったので、その機能があり比較的安価であったXiaomiのスマートバンドをはじめに購入して試してみた。
 (当時は8が最新だったので私は8を使っている)

アラーム機能への感動

 さて、購入して実際に装着すると本体が細長い形状のためにあまり邪魔にならなくていい感じだ!装着感は違和感ないため、そのままアラーム機能を試すことにした。

アラーム設定の画面

 アラームの時間設定は複数パターンの設定が可能で、もちろんバンド本体を触ることで設定が可能になる。このように設定した上で装着してアラームの効果を試した。
 翌朝、左腕にバイブレーションを感じると不思議と今までの目覚まし時計の音で起きるようなドキッと心臓に悪い目の覚め方ではなく、すっきりと起きることができたのだ!バイブレーションの強さに気づけるのか心配していたが、まったく問題なかった。
 
 これはすごい…アラームの正解だ…

 しかもこれは…同居人と同じ部屋で寝ている人は音を出さずに起きることができるので、同居人を起こさず自分だけ起きる場合にも活用できるのではと思った。(私は一人暮らしだが)

他の機能も使っていると、健康意識が上がった

 アラーム機能だけでも購入して大正解だったのだが、このスマートウォッチは他の機能もいろいろ入っているためそれも使ってみることにした

ホーム画面(いろいろ表示を変えられる)

・歩数計
 上記の画像の一番上に表示されている7857が歩数である。ホーム画面で歩数を常に目にすることになると、やはり意識するようになる。スマートウォッチを付けるようになってから、1日10,000歩を目標にするようになった。 

・睡眠
 いま睡眠の質を上げようみたいなブームがあるが、このXaomiのスマートバンドは睡眠の質も計測できるため、自然と睡眠についても考えるようになった。ただ、本当に正確に測れているのか疑問であったが、一度スマートバンドをつけたまま昼寝をした際、昼寝の睡眠を「仮眠」としてカウントしているのを見てから、これは性格に測定できているのでは!とこれ以降信用してデータを見るようになった。 

・タイマー
 タイマー機能もあり、数十秒や数分、数時間などいろいろ設定が可能である。カップ麺の時間測定にも活用できる。何より一番使っているのが、電車で降りる駅に着くまでの分数をタイマーでおおよそ設定して、それで何も気にせず眠ることができるのが一番よかった。

・心拍数やその他
 心拍数もはかることができたり、そのほかワークアウトのメニューやいろいろんな機能が備わっており、6,000円でこれだけの機能があるのはすごいなぁと感心している。私には使いきれないが、使いこなせば自分の健康管理に大きくプラスになると思う。

何よりもいいのが電池の持ち

 スマートウォッチをつけるうえでの懸念点であった、充電を気にしないといけないデバイスが増えるという点を、このXiaomiのスマートバンドならある程度気にしなくていいのがよかった。
 私が使っているのは8で約7日間充電が持つので、出張のときでもあまり充電を気にせずつけっぱなしにできるのもすごくよかった。(睡眠情報を細かく取る設定などだと電池を消耗してもう少し短くなる。)
 最新の9だともっと充電が持つっぽい。

欲が出てきた…

 完全に自分の生活にスマートウォッチが馴染んだところで、もうちょっとできることを増やせないか、それで効率化にならないかと思い始めた。
 Xiaomiのスマートバンドはスマホと連携できるのだが、そこまで連携しやすくはない。
 営業職の私は、よく電話やLINEでやり取りを行ったり、電車移動でSuicaを利用することが多いため、
・スマートウォッチで電話やLINEのやり取りをできないか
・スマートウォッチで改札通過することで、スマホのSuicaをポケットから取り出す手間を省けるのではないか
と思い、会社用スマホのiphoneと相性のいいApple Watchを試してみることにした。

②Apple Watch SE

仕事用iphoneとの連携を期待して

 さて、すでにスマートウォッチの虜になっている私はついにApple Watchに手を出すことにした。仕事用のiphoneと連携することを目的にしており
・Apple Watchで電話の対応やLINEの返事をする
・腕で改札を通る(Suica)
・コンビニの決済も腕でする(iD)

このあたりができることで、さらに無駄な動作や作業を省いて効率化につながるのではないかと期待し、Apple Watchを購入することにした。

実際に使ってみて…

 実際に購入して使ってみると、Xaomiに慣れていたからか腕への存在感を強く感じた。(普通の腕時計のサイズなのだが)
 それぞれの期待した機能に対しての感想は下記である。

・Apple Watchで電話の対応やLINEの返事をする
 
まず電話に関しては、Apple Watchで着信の確認ができる点はよかった。ポケットや鞄にiphoneを入れておくと着信に気づかないことも結構あったので着信に気づかないことを防げるようになった。
 ただ、結局電話はスマホで行うし、LINEもちゃんとした文章を打ったりはApple Watchではできないのでそこまでメリットとして感じられなかった。(結局スマホを開く回数は変わらなかった。)
 
・腕で改札を通る(Suica)
 
これも結構期待していたものなのだが、大問題だったのが「iphoneとApple Watchの2つにモバイルSuicaを存在させることができない」点だった。どうやらiphoneのモバイルSuicaをApple Watchに移行させるみたいなイメージが正解かなぁと思う。となるとiphoneだけを持って出かけたときはモバイルSuicaを使えないのである。
 あとはやはり左手にApple Watchをつけるのだが改札のタッチが右側なので腕をクロスさせてタッチしないといけない点もフラストレーションがたまる要因であった。
 あと電車通勤ではないので、仕事で外出がなかったら活用できない。私は平均週2回くらいの外出だっったが、まったく外出がない週もあるので全然活用できていない感じがあった。

・コンビニの決済も腕でする(iD)
 
通常コンビニの決済はスマホのiDでおこなっていたが、これも腕でできるんじゃないかと期待していた。結果は活用できず…
 要因としてはiDの決済は個人のスマホで行っていたので、会社用のiphoneと連携しているApple Watchでは決済ができないのだ。なんと初歩的なミス…

もうちょっといいものがあるのではないか?

 期待していた機能はそれぞれよかったのだが、4万円払って得られる快適さとしては物足りないかなという感想となった。
 最大の欠点は、充電が1日くらいしか持たないところだった。ほぼ毎日充電しないといけないので、充電を気にすることに脳のリソースを使われるのが嫌だった。
 しかもプライベートのスマホはGoogle Pixelを使っているため仕事の時しか使うことができないし、仕事とプライベートでスマートウォッチを付け替えるのもばかばかしいのでApple Watchは手放すことにした。
 ただ、腕に決済機能があるのはやはり魅力的なのではないかと思い、決済機能ありである程度電池が持つものを探すことにした。

③Fitbit Charge 6

必要十分な機能が備わっているのはこれか…?

 個人スマホのgoogle Pixelと相性がよく、決済機能にも使えるSuica搭載のFitbitを試してみることにした。

使ってみた感想

 結論としては1週間くらい使って手放してしまった。個人スマホにはそんなに連絡がこないし、休日ちょくちょく外出するのだが週末ちょっと出かけるときに使う程度のSuicaだと、別に今のスマホに入っているモバイルSuicaでいいかなぁーという結論に至った。Xaomiの6,000円に対して+14,000円出して週末たまに使うモバイルSuicaの機能がプラスされただけだとあんまり割に合わないなぁというのが感想だ。

最終着地点

 結局3種類のスマートウォッチを試したが、現在Xaomiのスマートバンドに落ち着いている。3種類試したが一番最初に期待したアラーム機能と付随するプラスアルファの機能が備わっていれば十分だったので、希望する性能と価格面で一番コストメリットがあるのがXaomiのスマートバンドだという結論に至った。
 皆さんのスマートウォッチを選ぶ際の参考になれば。



いいなと思ったら応援しよう!

びぼうろく
よろしくお願いいたします!

この記事が参加している募集