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編集者vs校閲者の仁義なき闘い

編集者と校閲者は、対極の仕事をしています。与えられた情報を最大限生かして、「読ませる」のが編集者。対して、「正しい情報を伝える」のが校閲者。

どちらの仕事も間違ってはいません。記事は読んでもらえなければ意味を持たないし、そこで情報が間違っていたら読者は失望する。でもだからこそ、編集と校閲は闘うのです。

私は編集者なので、校閲の指摘を見て正直ここまで指摘しなくてもいいだろう、と思うこともあります。例えば、語尾や言い回しに関して「HPではこうでした」という指摘。そりゃそうだ!こっちはそのHPを元にして、読んでもらえる文章を作ったのだから。それを0に戻されたらたまりません。

しかし、校閲に救われた経験も何度もあります。特にヒヤッとするのは、問い合わせ先の電話番号や、正式名称。これを間違えたら、二度と掲載はできないでしょう。

こうして編集と校閲が闘いながら、面白いと正しいの絶妙なバランスでコンテンツは成り立っているのだと思います。校閲者さん、いつもありがとうございます。今回は編集の勝手な言い分を書いてしまいましたが、ぜひ、校閲の忌憚ない意見も聞いてみたいです。

#編集 #校閲 #メディア 

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