私はひとり? そうではない
これまで何度か、水野源三というクリスチャン詩人が、身体が不自由なため、まばたきによって一字ずつ家族に拾ってもらうことで作り上げてきた詩を紹介しました。
少し前に、水野さんの4つの詩集から精選された詩をまとめた本を見つけて読んでいたのですが、中でも印象に残ったのは、水野さんがイエス・キリストを家の中に招き入れて、もてなしている様子を描いたものです。
もちろん、それは想像上のことです。しかしそれだけ、水野さんには、イエスが自分と共にいてくださるという意識が強かったのでしょう。