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バイブルメッセージ

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毎月2回配信している聖書関連のメッセージです。
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2021年11月の記事一覧

闇を照らす光

早いもので、クリスマスまで1ヶ月足らずとなりましたね。 昨日は、待降節(アドベント)が始まりました。 アドベントにもクリスマスにも、光のイメージがあります。 聖書には、イエスが光として到来されたことが書かれているからです。 光と闇は反対語ではありますが、対等の関係にはありません。 闇がどれほど暗くても光を消すことはできないけれど、光には闇を一瞬で消し去る力があるのです。 闇が光に勝つことはありません。 ただ、私は最近、憎しみや利己心に満ちた事件の数々をニュースな

感謝についての10の聖句(と名言)

今週は勤労感謝の日とサンクスギビング(感謝祭)があるので、感謝について、私の好きな聖句を紹介します。 周りの人や神に対して感謝を示すことは、ただの義務ではなく、私たちの心と体にとっても非常にいいことです。 ★感謝すると、幸福感と満足感が得られます。 ★前向きな気分になります。 ★心が穏やかになり、ストレスが減少するため、健康状態が良くなります。 ★感謝の習慣がつくと、感謝できることがたくさんあることに気づくし、試練に隠れた祝福にでさえ気づけるようになります。 ★周りの人に

人生の軸

自分にとって人生の軸の真ん中に聖書がある。(千本倖生。実業家、レノバ会長) 千本さんは、KDDIやイー・アクセスを創業し、日本の通信事業界の開拓者として知られる方で、18歳の時にクリスチャンになり、聖書を普段から愛読しているそうです。 昨日、この言葉を読んで、何年か前に友人と交わした会話を思い出しました。 その友人の人生には、かなり大変なことが起こっていたのですが、そんな中にあって、自分の人生の核や軸に、次の有名な言葉を据えていると教えてくれました。 神は愛である。(

喜ばしくない状況でも感じられる喜び(3)

=喜びの源とのつながり= これまで、大局的・長期的な視点に立って物事を見ることの大切さを書いてきました。 それは、クリスチャンでなくてもある程度当てはめられることでしたが、最後に、クリスチャンにとって、究極の大局的・長期的な視点とは何かを見ていきたいと思います。 喜びの源状況と関係なく喜びを持つ第一の方法は、喜びの源である神と直接つながっていることです。 神はすでに私たちの人生の中におられますが、私たちの方からも意識的に神に近寄らなくてはいけません。 わたしは常に主を

喜ばしくない状況でも感じられる喜び(2)

=大局的・長期的に物事を捉える= 喜ばしくない状況でも喜びを感じるには、私たちが忘れてはいけない「現実」があると、先回の記事で書きました。 現在起きている否定的なことが「現実」のすべてではないので、より大局的に物事を捉える必要があります。 喜ぶべきことを見つける最後に、兄弟たちよ。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい