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豆フェス

毎月開催しているオンライン料理教室は4年がたち5年目が始まろうとしている。毎月違うカレーなので48種類あると言うことで鎌倉にある佐助カフェというところで48種類のカレーを提供するというのをどのくらいかかるかわからないが期間限定で開催している。2、3週間くらいおきに違うカレーに変わるのでちょいちょい通っていると違うカレーが食べれて楽しいと思う。今はシラスとキャベツのキーマカレーとひよこ豆のカレーを提供している。

お肉とシラスのダブルの旨みをのせれるキーマカレーは「美味しい」を表現するのは比較的簡単にできるが具材が豆だけのひよこ豆のカレーはスパイスの香りはもちろんだが素材それぞれの特性を活かしていくことによって「美味しい」を表現できる。佐助カフェの店主曰く、何度も何度も練習を重ねて納得いく味に出来上がった。確かに一口目から美味しく、食べ終わった後もスパイスの余韻が残る味わい深いものに出来上がっていた。しかし店に来るお客さんのほとんどはシラスとキャベツのキーマカレーを注文するので5、6人に1人くらいしかひよこ豆のカレーを注文してくれないのだとか。

玉ねぎの炒め方、ホールスパイスの香りの出し方、トマトやヨーグルトの火の入れ方、マサラの伸ばし方、それぞれが上手にできるようになってくると豆のカレーはどんどん美味しく作れるようになる。そして豆カレーが美味しく作れるようになると他の様々カレーも美味しく作れるようになってくる。

佐助カフェの店主の話を聞いていると豆を食べる人、関心を持つ人が増えてくると健康はもちろんのことスパイス使いが上手な人が増えるのではないかと思うようになった。
インドはもちろんだが世界中では豆を様々な形で食べられている。豆は食料以外でも色々な形で使うことがある。そんな世界中の豆知識を知れる、食べれる、楽しめる催しものがあったら豆料理を作る人が増え、健康な人が増え、佐助カフェのひよこ豆のカレーを注文する人も増えるのではないだろうか。

そこで思いついたのが夏の豆祭り。インドにある様々な豆料理、ペーストにして揚げて食べるワダ。インド料理によく付いているパパドも豆でできている。ドーサも豆と米でできている。そんな様々な豆の世界を知ることができ、例えば豆を入れて作る楽器や夏祭りらしく豆すくいなんてのもあると面白いかもしれない。

子どもも大人も楽しめる夕暮れ時の豆祭り。

豆フェス。

鎌倉の夏祭りが始まり、様々なところで盛り上がる。

佐助の豆フェスもきっとその一つになるような気がする。

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