病気ではないが、健康とは言えない「未病」(7)
雄鶏のトサカ(鶏冠)のような形をした花を咲かせるケイトウ。(写真)
ドライフラワーにしてもあまり色あせないことから、「色あせぬ恋」という花言葉がついたようである。
人生20%を超えたころ、ミニスカートが流行り、
少しでも足が長く見えるようにハイヒールを履いて、さっそうと歩いていた。しかし、「色あせぬ恋」につながったのは、スニーカーの私であった。
その頃は「ストレス」という言葉には出会わなかったように思う。
今日のテーマは
20歳代の「未病」
日本では、若い女性の「やせ」願望が強く,やせの女性の頻度が増加している。HQC統計資料(4886人)から、BMI18.5未満(痩せ傾向)を性別、年代別で調査した。どの年代も男性より女性の方が痩せ傾向が高い。特に10歳代含む20歳代の女性の27.2%が最も高い結果が出た。
「未病胎児起源説」または成人病胎児期発症(起源)説という言葉がある。
母親が低栄養状態にある場合(痩せている状態),また妊娠中に母親が十分な栄養を摂っていなかったり,体重の増加が少ない場合,2500g未満の低出生体重児として誕生することが多いらしい。
その割合は、先進国の中で最も高い。「低出生体重児として生まれた赤ちゃんは将来、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になるリスクが高くなる」
生まれたときから「未病の状態」である。
少子化が進む中、20歳代の女性の栄養管理が急がれる。
幸せホルモンの産生率も20歳代の女性が一番低かった。
20歳代は社会に影響されやすく、自立ができていない不安定なところが数値に反映されているのではないか・・・・
健康的な栄養管理の教育が小学生から必要に思う。食育というものである。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
まだまだ続きます。