North Sea Jazz オランダ&ベルギー旅日記(5) Snarky Puppy再び編
何とか開始に間に合う
さてトラブルを回避して、何とか車でNorth Seaフェスの会場にたどり着き、急いでSnarky Puppyが割り当てられたホールに向かう。
会場に入ると、その大きさに驚く。
日本で言えば、武道館クラスのホール、そしてすり鉢状のところも武道館に似ている。
彼らも何度もグラミー賞を獲得。そして今年のグラミー賞(instrumental部門)も獲得しており、この待遇になったのであろうが、ジャズと言うよりロック系のミュージシャンが割り当てられる大ホールである。
日本ではBlue noteやクラブチッタで演奏してた彼等だが、この地では違うようだ。
で、スナーキーパピー(Snarky Puppy )って何者なの?そんなに凄いのか?と言う方もいるだろう。
そこで彼等に詳しいジャズ評論家の柳樂光隆さんの記事を引用する。
そして、会場に入ると、既に広い会場がフルハウスで埋まっていた。フロアは立ち見で一切の余地もない。二階、三階は座席だが、満員だ。
彼らへの期待感であろうし、ヨーロッパでの彼らの人気は絶大だ。
デカいオランダ人をかき分けて前に入り込み最前列にたどり着いた。
MARK LETTIERI が参加!
そして、16:30ライブが始まる。
メンバーが登場すると、ベルギーのライブより人数が多いのに気がつく。
ベルギーのときにはいなかったギタリストのMARK LETTIERI が参加していた。
Snarky Puppyは合計のメンバーは20人以上だが、その中から常に7-8人を選抜してツアーメンバーを設定している。
日本へは交通費や宿泊費の関係かいつも7-8人でブラスは2名だ。
今回のツアーメンバーのギターはMARK LETTIERI ではなかったが、彼がサイドプロジェクトで行っている間MARK LETTIERI GROUPがNorthSeaに参加するので、彼のライブが夜だからゲスト的に参加したのであろう。
ベルギーの時に、ブラスセクションが4人で驚いたが、さらにギタリストは2人となり、11人という大所帯だった。
さらには、MARK LETTIERI GROUPに参加しているメンバーのドラマーJT Thomas も途中で一曲叩くと言うオマケ付き。
ライブは言うまでもなく素晴らしいもので、新譜からの曲が中心であったが、やはりキャパシティーが大きいと言うこともあり、古い人気曲を挟みつつの構成であった。
Take it!
フルバージョン
そして、お約束の
What about me?
この曲の入ったWe like it hereだが、実はとオランダで10年前にLIVE録音された。
彼等をBIGにした名盤中の名盤だが、彼等にとっては縁深い土地なのだ。
当時の映像だが、怒涛の演奏は見もの。
こちらは今回のライブから。
何かのご縁を感じての選曲かなと。
この日はその後、
Somi
Salif Keïta
Brandee Younger
Mark Lettieri
Kokoroko
をハシゴして会場の場所を把握しつつ、効率的に観れた。
トラブルに見舞われたが、充実した一人旅らしい1日だった。
そして、次回は最終日へと。
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