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レシート・チケットのデザイン観察記録

みなさんはもらったレシートをどうしていますか? 最近私は、旅行やちょっとしたお出かけでもらったお店のレシートやチケットなどをノートに貼って集めています。あとで「あの時こんなもの食べたっけ」とか「あのころこんな映画を観に行ったんだ」など、見返すのが楽しかったりします。
最初はそんな目的で集めていたのですが、3年くらい経ってだんだんとレシートに対する愛着だったり”モノとしての価値”まで感じるようになり、今では好みのレシートに出会った場合は「絶対取っておかないと」と思うくらいになってしまいました。


レシートがいろいろ気になる…

レシートの起源を調べると、最古のレシートはトルコ南部で発見された約3500年前のもので、粘土板に家具の購入記録が記されていたそうです。レジスターでレシートを発行するようになったのは1908年からのことで、現在ではレジと一体になったサーマルプリンタ(熱転写式プリンタ)によって取引の内容や日時などの情報を即時に印字することができるようになりました。
発行されたレシートは「約7割弱の人に受け取られ、約38.7%の人は内容を確認した後に捨てる」という結果が報告されており、すぐに捨てる人は年齢が若い人では半数近くになるらしいです。


こういうのが好きなんです!

レシート・チケットを見てみると、視覚的な魅力について高めようという意識はほとんどないように感じられます。そもそもレシートにそういったニーズがないことだけでなく、コストを抑えた仕様や、機械印字のため対応できる書体・レイアウトなどにスペック的な制限があることが影響していると思われます。

でも、このデザイン性に無頓着なところが魅力でもあるんです。例えば文字が詰め込んでぎゅうぎゅうになっていたり、逆に文字の開きが不自然に空いているところ、数字の羅列や無機質な文字だらけの紙面、劣化しやすい素材など…一見マイナスな要素にもかかわらず、今の時代にそぐわない不器用さ・アナログ感になんともいえない愛着を感じてしまいます。

一例として、いくつか紹介していきます。

旅行先で立ち寄った土産店やコンビニのレシートはコレクションとしても貴重。
映画館のチケットはバリエーションが豊富。背景のプリントがあるといい雰囲気。
馬券、美術館のチケット、搭乗券など、機械印刷は身近なところに溢れてます。

「ここがたまらん!」ポイント

…というのはちょと大袈裟ですが、個人的に魅力に感じるポイントがいくつかあるので挙げていきたいと思います。

❶何かの識別番号やバーコードなど、記号的なデザインがイケてる

❷文字や記号ばかりの中で、ロゴが際立ってカッコよく見える

❸独特な文字揃えや、長体・平体のかかった文字が愛しい

❹印字のかすれや粒子の粗さが味わい深い

いかがでしょうか?
よかったらレシート・チケットに注目して、自分なりのお気に入りを見つけたり集めてみたりして楽しんでください!

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