東大生に一番読まれた本"思考の整理学"
僕は学校で先生から出される課題に違和感は覚えても、人には言ってきませんでした。この本を読むとやはりその違和感は正しかったんだなとわかりやすく説明できるようになります。将来役立つの?勉強ってつまらなくないと思う人にこそ読んで欲しい本です。
この記事では序章と僕の見解を話します。
グライダーと飛行機
グライダーは自分で飛ぶことができない。
風の抵抗を与えられて初めて飛び立てる。
学校で行われているのはまさにグライダー教育。
与えられた課題をこなせる生徒が評価される。
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それは今もあまり変わってない。
基礎知識をつける段階まではグライダーでもいいと思うが、その先自分で論文を書いたり、商品を作ったりしたい人が資料がないとできない人でいいのだろうか。自分で考えて一からオリジナルを作れる人が社会では必要とされているのに。
先生が手厚すぎる指導をしていることも原因の一つ。
手を放して考えさせる時間をもっととらせた方がいいと僕は思う。
朝飯前の本当の意味
夜書いた文が一晩おいて朝読んだら変だったということがある。
かの天才数学者ガウㇲも
「○○年○月○日朝7時起床前発見」という文書を残している。
何晩も置いた問題がめぐって朝思いついたのだろうか。
大科学者ヘルムホッツも”朝起きたら、素晴らしい考えが浮かんだ”
と言っている。
朝飯前という言葉がある。辞書で引くと、
「朝飯を食べる前の短い時間でもできるほど簡単なさま」
と出る。
しかし本当は、
朝飯を食べる前の短い時間に簡単に仕事を片付けるひとを見て、
朝飯前と呼んだのではないか。
こう考えると前述の朝のひらめきにも納得がいく。
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実際、朝の脳が夜の脳より生産性がいいことは、睡眠によって前日の情報が整理され朝は一番きれいな状態だと証明されている。
この文は「寝かせる」「朝飯前」のふたつからとったが、具体例が面白くて小説に近い感覚で読める。
最後に
いかがだったでしょうか?
歴史的な背景、近代の状況をもとに描かれたこの本ですが今読んでも学べます。
最後までご拝読いただきありがとうございます。
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