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てつのくじら館(2)ー1F

てつのくじら館の1Fは、
海上自衛隊の歴史
呉との関わり
をテーマにパネルと映像を中心とした展示のコーナーで構成されています。
受付・ミュージアムショップ、カフェがあるのも1Fです。

海上自衛隊と呉地域の関わりは70年あまり、
1889年(明治22年)の帝國海軍から数えると実に136年になります。
海軍時代は、呉湾の波静かで広い入江が港の適地とされ、
大型軍艦の建造・停泊設備を有する一大拠点として発展します。

第二次世界大戦後、海軍は解体され消滅しましたが、
東西冷戦による国際緊張の高まりと、復興に向けた
海上交通路の安全確保に向けた動きの中で
1954年(昭和29年)に海上自衛隊が創設され、
呉にも拠点が置かれ、現在に至ります。
展示パネルや映像ではそうした地域との関わりや、
日本と世界の関わり、あるいは時代のなかで多様に変化する
海上自衛隊の活動がわかりやすく紹介されています。

入口左側にはミュージアムショップとカフェがあります。

月曜午前中にも関わらず大賑わいのカフェ
カレーの匂いが食欲をそそります

カフェの営業はAM11時〜、展示をみていると
カレーのよい匂いが鼻腔をくすぐります。
このカフェのイチオシは、てつのくじら館のシンボル
潜水艦あきしおの 当時の艦長のお墨付きを頂いたカレーだそうで、
カフェのオープン直後から飛ぶように売れていきます。
数量限定だそうですからカレーを召し上がりたい方はお早めにどうぞ。

今回の調査、お昼ごはんには少し早かったので、
私達はホットドッグをいただきました。
Setoが頂いたのは、呉総監ドッグです。
呉地方総監(指揮官)を務めた 池 太郎 海将の
指導方針にちなんだ「愚直たれ」(カレー風味のソース)が
かかっており、スパイシーなソースがホットドッグに
よくあいます。

呉総監ドッグ
肉じゃがドッグ

もうひとつ、「呉肉じゃがドッグ」というのもあり、
こちらは肉じゃが、がんす天(魚のすり身を揚げたもの)
あられをパンに挟んだ呉名物が盛りだくさんの一品です。

家庭の味の代表格とされる肉じゃがですが、
その発祥について、連合艦隊司令長官も務めた
東郷平八郎がビーフシチューを模して作らせたとする説もあり、
東郷の赴任先であった呉市と舞鶴市がゆかりのグルメとして
推しています。

車椅子の貸出、パンフレット等は入口正面の受付へお越しください。

貸出用車椅子を利用される方は受付へ
数に限りがあります。
パンフレットは8ヶ国語対応
(日・英・中(簡体字・繁体字)
ハングル・スペイン・ポルトガル・フランス)

カフェの隣にはミュージアムショップがあります。
今回は「調査」ということで、それなりにお行儀よくしておった
つもりですが、自衛隊関連グッズをはじめ、うずうずしたSetoです。
セーラーTシャツ、我が子に着せようかな。

次回は2F、掃海部隊に関する展示コーナーを取り上げます。

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