最近読んだおすすめの本 FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
カウンセリングを生活の一部に。
ayakoです。
今日は「最近読んだおすすめの本」という
お話です。
2019年に出版され、日本でも話題になったと知人から伺いました。
私がこの本を知ったのは、
ファッションプロディーサーのMBさんがYouTubeの動画で、
紹介されていて読んでみたくなったのがきっかけです。
この本で学べることは、
・物事の見方は1つではない
・私たちが常識と思っていることが必ずしも正しいとは限らない
ということです。
読んだ後はまず自分の考えを疑ってみようと思わせてくれます。
私たちは、なんだかのBelief(ビリーフ)=信念、思い込み、を持っており
役に立たないビリーフや間違ったビリーフを持っていることがあります。
心理学の1種でもある、神経言語プログララミング(NLP)の創始者、
リチャード・バンドラー博士も
「私たちが人生で直面するほとんどは、自分の内面から起こっている」
ようは、内面で起こることは真実と異なることを信じ込んでいることに基づいていると述べています。
自分を疑うことが、外で起きている物事を違った視点で見る第一歩になるということですね。
例えば、私たちが考える発展途上国はどの国々でしょうか。
私が住んでいるインドネシアも、
発展途上国の1つかと思っていたのですが、
経済成長の数値を見ると今や途上国並みに成長をしているんです。
本の中ではいくつかの事例、具体的な数値とともに、
どう私たちのビリーフが誤っているかを解説しています。
また著者、ハンス・ロスリングさんは、
ご自身の誤ったビリーフを持っての判断での起きた悲しい出来事を出を綴っています。
ご本人が35年間、誰にも言うことができなかった出来事です。
これを本に書くと決心された気持ちには、私たちにも同様の経験をして欲しくないという
彼の思いがあるからではないでしょうか。
本でも紹介されているアメリカのことわざ、
Give a Child A Hammer and everything becomes a nail.
「トンカチしか持っていなければ、そのひとにはすべてが釘のように見える。」
特定の考え方、知識・経験、道具(トンカチ)しか持っていないと、
真実(釘)が見えなくなってしまう。
皆さんには、釘がしっかり見えていますか?
では、また。
ayakoでした。
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