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企業や組織に所属する、個人の学び合いの場 、Beyond部勉強会が始まります。

 Beyondミーティングを主催する、and Beyond companyにて、「 Beyond部–勉強会」という活動がはじまりました。参加してきたので、今回そのことについて、開催の様子を含めて紹介しておきます。
※and Beyond companyそのものについては下記リンクをご参照ください。

組織を動かし、コトを始めるヒントを、一歩先いく先輩から学ぶ場所

会社に入って仕事をする。就職するとき、誰だって聞かれる志望動機。
理由は人それぞれだと思いますが、おそらくこういったページを見ている方であれば、なんらか希望や志をもって今の会社に入社されたのではないでしょうか?

その中で、自分でなにか企画を立てて会社を動かしていきたい。会社から与えられたミッションをしっかりやり遂げたい。などと思っても中々とうまくいかないことはあるかと思います。

Beyond部とは、そういった現状をいかに打破していくか?自らの意志・所属企業のリソース・社会の3つに接点を見出し、組織を動かしコトを始めることを目指す人たちのコミュニティとなります。

これを書いている私でいうと、単純な実力不足を打開しようと日々頑張ってはいますが、組織環境も影響しますし、社内の部署で同僚や上司に会社の指示と違う主張をするのは常に人間関係的なリスクがよぎりますし。かと言って社外の人にも打ち明けにくかったりもします。

Beyond部では、組織を動かしコトを始めるにあたり、まず“勉強会”を開始しています。所属する企業で、実際に旗揚げ役となり組織を動かすちょっと先いく先輩からまずは話を聞いてみる。そこで学びとなったこと、感じたことを共有し合うことをスタートしています。

2022年5月20日にて行った勉強会では、JALの国際提携部にて勤務し、JAL公認の社内ベンチャー「W-PIT」の代表を務める二刀流社員の松崎志朗(愛称:しげる)さんにお越しいただきました。

愛称の“しげる“は画像右上の方に影響を受けてとのこと。当日参加されていたW-PITの他メンバーの方も愛称で呼び合われてました。チームメンバーとはフランクな関係性でお仕事をされている印象でした。

(JAL公認社内ベンチャー、W–PITについて詳しく知りたい方はページ最下部にリンクを記載していますのでそちらにアクセスください!)

今回は、その勉強会の様子を少しご紹介します❗️

「飲みサー」と呼ばれた社内ベンチャー

日本人なら誰もが知っているだろうJAL(日本航空株式会社)公認の社内ベンチャーというと、凄そうでカッコいい感じですが、松崎さん曰く、当初は社内ではそこまで好意的に捉えられていたわけではなかったそうです。

特になにも生み出さない、飲みサーという陰口もたたかれ、一時は会社から閉鎖を命じられることもあったそうです。

こういった状況でもめげないで、「JALの出島」として異業種共創にフォーカスし現在ではさまざまな取り組みを生み出しているそうです。

画像の通り、さまざまな異業種とのコラボレーションを行われていました。紹介していただいたなかで、お酒好きな自分としてはクラフトビールの“よなよなエール”が、おぉー!と思いました。

課題なんてどうでもいいから、ワクワクすることに取り組む。

仕事に取り組む時、進捗に対する課題を解決することに目が行きがちなことってあります。松崎さん曰く、立ち上げたW-PITではそういった課題解決(イシュードリブン)を基点とした事業創造ではなく、自分がワクワクすることを起点に事業創造をおこなっていくことを大切にしているそうです。
よく聞くといえばよく聞く話ですが、実際に大手企業で社内ベンチャーを動かしている方がいわれると説得力がありますね。

課題解決(イシュードリブン)ではなく、画像左記載のワクワクドリブンで価値創造を起点とし、異業種と共創することが基本スタイルとのことです。

飲みサーと呼ばれようが、初期の5人の仲間と酒を飲みながら想いを分かち合った時間があるから、乗り切って行けたこともある。

事業閉鎖の話もでるプレッシャーがのしかかる場面もあったにも関わらず、なぜ途中でめげずに今も続けてこれているのか?という話になった際、松崎さんは初期の5人のメンバーとの時間を話してくれました。

2022年現在ではメンバー数216人になっているW-PITですが、2016年はたった5人のメンバーでした。

JALのグループ社員は約3万6000人。その中のたった5人(しかも役職のない平社員)。それでも想いやパッションに賛同して仲間となってくれたメンバーと、語り合った時間が、初期の立ち上げの支えとなっていたそうです。

組織で、自分の想いから行動することは、組織の文化や慣習と矛盾することがあり理解者が得られなくて挫折することもあるのかもしれないなかで、信頼できる仲間づくりをしていくこと、そしてただ仲間を作ればいいということではなくて、自分が先導して行動するなら、仲間は巻き込まれる人になるわけだから、自分の情熱も大切。といったことを語られていました。

勉強会はここから!

 イベント中のワンシーンを少しだけご紹介しました。Beyond部-勉強会では、こういったちょっと先いく先輩の話を聞きながら、他にも質疑応答などおこないコミュニケションを取っていきます。

5月20日の会では、おそらく誰もが知ってるだろう企業の社員の方も多く参加されてました。目指しているのは、自組織での課題感を分かち合いながら、学びを深め、組織間交流を生み出し、さまざまなプロジェクトの推進の機会を創出することです。

というわけで、雑観的なご紹介となりましたが、ご興味いただけた方はぜひ次回の勉強会にご参加くださいませ!

次回はロート製薬株式会社にて、社内起業家を育成していくプログラム「明日ニワ」を担当されている市橋健さんにお越しいただきます!

今回お越しいただいた、松崎さんが代表を務めるW–PITは下記リンクより詳細があります!👇😄