見出し画像

仕事の本当の成果は、仕事である。


自ら『使えるコンサルタント』と名乗っているけど、私って役に立っているの?本当に使える?と、心配になることがたまにあります。そんな不安をよそに、更新のお話をいただくことが出来ました。残念ながら元々次の案件が決まっているので更新は出来ないのだけれども。とてもありがたいことです。

正直、PJに入る前、入ってからすぐは結構不安でした。なにせ3年ブランクがある。以前のように、社内リソース(上司とか同僚とかデータベースとか・・・)が活用出来ない。丸腰で戦うわけです。

そこで最初のPJはこれにしようと思った決め手が、淡々と作業をこなすだけのPJだったことです。通常は、割とコミュニケーション取る提案型の案件を好むのですが、大量データに久々に触れて脳の活性化が出来て、ちょうど良いリハビリになると思ったからです。

しかし、当初の予定とはズレて、クライアント側がPJの作業準備が出来ていなかったりトラブルがあり、なかなか本作業が始まらず、なんだか・・・ただ居るだけでお金をいただいていないかこの状況?!と、不安になりました。PJに参画して状況が改善されないまま1週間ほど経った頃、マッチングエージェントに相談しました。

『すぐ来てくれって言われて入ったのに、クライアントがこのPJのために、なかなか時間が取れない。時間が刻々と過ぎていくだけだと勿体無いので、もう少し準備をして仕切り直す方が、お互いのためだと思う。こちらは契約を打ち切ってもらっても全く問題ない。』

わたしがせっかちなのかもしれません(笑)無意味な時間を拘束されるのが一番嫌いです。時間を無駄にしていいのは、わたしによる、わたしのための、わたしの贅沢な時間だけです。今出来ないんだったら遠慮なく後でやろうと計画を見直そうと割り切るタイプです。

プレッシャーをかけたおかげか、少しずつ進行していきました。作業を進めて疑問をぶつけていくうちに、今度はこうしてみよう、ああしてみようと、トライ&エラー式になっていきました。

当初お願いされていた作業の準備が、PJも残りわずかというところでようやく出てきたこともあり、量的には半分もこなせないけど、それにも関わらず、他の案件も含めて同じクライアントから継続のお話をいただけた成功要因は、気づきを与えることが出来ていたからだと思います。

お願いされた作業をただやるだけでなく、なぜこういう作業が必要なのか、達成しようとしているイメージを明確にしたり、そのために必要だけど不足している情報やステップはこういうものだとか、クライアントが描いていたゴール達成までのマイルストーンに補完するようなフィードバックをして気づきを与えることが出来ました。

わたし自身もこの経験を通して大事なことを学ばせていただきました。そして、以前上司が言っていた言葉を思い出しました。

『仕事の成果は仕事。クライアントの結果や感謝も大事だし、チームや会社の成長やプロモーションなんかも大事だけど、一番はそのクライアントから継続の案件だったり、別の案件を、仕事としてもらうことが、認められたということ。だから、仕事の成果は次の仕事がもらえるかどうかで決まると思っている。それを目標に、頑張っている。』

来週以降は、新たなPJに入ります。今度はどんなPJになるのか、それもまた楽しみです。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?