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内次元、外次元の考え方を用いた能力向上⑥石門星

算命学には「十大主星の次元上昇の流れ」というものがあり、
これは陰陽が交互につながる五行の相生の流れとなります。

具体的に言えば、
……→玉堂星(陰の水性)→貫索星(陽の木性)→調舒星(陰の火性)→禄存星(陽の土性)→牽牛星(陰の金性)→龍高星(陽の水性)→石門星(陰の木性)→鳳閣星(陽の火性)→司禄星(陰の土性)→車騎星(陽の金性)→玉堂星(陰の水性)→……
といった循環でそれぞれの星が次元を上げていきます。

例えば、貫索星の次元上昇を取り上げれば、玉堂星→貫索星→調舒星となっており、
貫索星が玉堂星と調舒星がセットで存在していれば、貫索星の能力は自然と高まることになります。

この次元上昇の3セットは、「気」(ビジョン)、「心」(本質)、「体」(実行)とも呼ばれ、
ビジョンがあり、それを実行することで初めてその本質が磨かれるというもの。
(学習の定着には「インプット」と「アウトプット」が大事であると言われているのと同じですね。)

ちなみに、人体星図の中にこの3つのセットが揃っている場合を「内次元」、後天運で3つセットが成立する場合を「外次元」があるといいます。


さて、次元が上昇するというのは、その順番が陰陽交互であることからも分かるように、前後で陰陰や陽陽の反発がない=違和感のない発揮ができる、無理のない発揮ができるという事でもあります。

星の性質は使えば使うほどにこなれ、成熟していくので、
無理のない発揮ができるのであれば、星のこなれ度や成熟度もおのずと上がりますね。

(ちなみに、陰陽交互でなくても、
例えば貫索星であれば、龍高星→貫索星→調舒星、玉堂星→貫索星→鳳閣星、龍高星→貫索星→鳳閣星、といった流れでも次元の上昇の効果はある程度期待できますが、上記の事を考慮すればその違いは明白ですね。)


では、内次元も外次元も成立しない人は次元上昇をあきらめなければならないのかといえばそうではなく、
この次元上昇の仕組みを意識的に積極的に使うことで、同じような効果を手に入れることができるのではないかと考えます。

ということで、
内次元外次元の考え方を基に、
今回は石門星の次元上昇(=能力を効果的に伸ばす)にはどうすればいいのかについてです。


⑤龍高星(陽の水性)→ 石門星(陰の木性)→ 鳳閣星(陽の火性) 
石門星の能力を伸ばすには、龍高星的インプットがあった上での鳳閣星的アウトプットが効果的ということになります。

石門星は自分と考えを同じくする人たちと一緒に、その考えを世の中に実現していこうとする星で、

自分一人ではできないことを集団で成し遂げていくためには、
自分の思った通りには進まない場面、
自分が折れなければならない場面、
物事が進むに時間がかかる場面、
…などが当然に出てくるわけで、
まずはガマン強さ(龍高星)というものが必要になってきます。

このガマン強さがなければ、集団を作った、または集団に入ったとしても、
そこでうまくやってくことはできないでしょうし、
その集団からはじき出されることにもなりかねません。

そしてその自分の考えや主張(石門星)というのは、
・物事をより良くしていこうという志(龍高星)に根差していること、
・その考えの実現が明るい未来につながることを、多くの人たちに分かりやすいカタチで説明(鳳閣星)していくこと、
これらを併せもつことで、より力強さを得ることができるということになります。

個人ではなく集団で動くからこそ、そのパワーは非常に大きく、
「従来」「これまでの当たり前」に変化を起こすというスケールの大きい動機を持つべきで(龍高星)、
大きなパワーを得ることができるからこそ、多くの人へとそのエネルギーを伝えていかねばならない(鳳閣星)、という事でもあります。


石門星といえば、政治家に多い星だといわれますが、
今年の自由民主党の総裁選で大きく注目を浴びた小林鷹之さんは以下のような人体星図をお持ちです。
   貫禄
  禄
   
星図に鳳閣星はお持ちではありませんが、
大運初旬の星が鳳閣星の方です。
(大運初旬の星は生涯寄り添う星であるといわれており、
石門星の内次元に近いものとなると考えてもいいのではないかと思います。)

政治家としてはまだお若いですが、総裁選で3位に食い込むなど、
この先の活躍が楽しみな方でもありますね。

2026年には年運で鳳閣星がめぐってきます。
石門星がどのように発揮されるのか楽しみです😊


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