本の世界の住人になる
子どもの頃から本を読むのが好きだった。
買い与えられた本を1日で読んでしまうので、母は「もったいない」と言って本を買ってくれなくなったが、祖母がいつもこっそり本を買ってくれた。
人付き合いが苦手でコミュ障な私は学校でも塾でもうまく人と付き合うことができなかった。
休み時間が苦手だった。
学校が苦手だった。
本を読んでいるとその世界に没頭できた。
夢中で本を読み、そして本の内容はすぐに忘れた。
活字を読むのが好きらしい。
もちろん話の内容は重要なのだが、世界をなぞって駆け抜けていく感覚というか?
自分でもよくわからない。
読み終わって、あーいい本だった。
という本も内容はすぐ忘れてしまう。
これは母に「もったいない」といわれても仕方ないかもしれない。
今日もまた本を買った。
また内容は忘れてしまうだろう。
だけどまた読み直せばいいじゃない。
何度も楽しめるなら逆にお得じゃないか。
本好きの人からは怒られてしまうかもしれない。
だけど楽しみ方は人それぞれだよね。
明日もまた本を読もう。
私は本が好きだ。