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「人生の根幹を支えたい」という想いを胸に、必要としている人にあまねく企業年金を届けていく【エンジニア 小泉】
ベター・プレイスは、「やさしい人がやさしいままでいられる世界へ」というビジョンを掲げ、現在および将来にわたり、「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。
この企業理念のもと、人々の生活を支える年金システムの構築に情熱を燃やしてきたエンジニアがいます。新卒で入社した企業から転職し、ベター・プレイスに入社。一度は別の道へ進むも、ベター・プレイスの温かい社風と社会貢献への想いが彼を再び引き寄せました。エンジニアとして、そして一人の親として、充実した日々を送る彼のキャリアを紐解きながら、ベター・プレイスの働き方や魅力に迫ります。
「人を支えたい」という想いが導いた年金の世界
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—本日はよろしくお願いします。早速ですが、ベター・プレイスに入社される前のキャリアについて教えていただけますか。
はい、新卒で入社したのは、Sler(エスアイヤー)と呼ばれる、システム開発を中心に行っている企業です。公共事業向けのシステム開発をメインに行っていて、私はその中でも企業年金のシステム開発を担当する部署に配属されました。
—企業年金に関わるシステム開発とは、具体的にどのようなものだったのでしょうか?
企業年金事務を自動化するためのシステムをパッケージ化した製品をベースに、事務方からの要望をヒアリングしフィットするようにカスタマイズした上で、導入提案を行う業務でした。
—その部署への配属は、ご自身の希望だったのでしょうか?
はい、そうです。大学時代に教員免許を取得していたことが、少し関係していたのかもしれません。教育という仕事は、生徒の人生に寄り添い、丁寧に対応しながら教えていくという側面があります。勉強は楽しいものだと意識を変えてあげられたらという思いがありました。年金も、人の人生に寄り添い、長期的に支え、安心を提供するという点で、教師の仕事と通じるものがあると感じました。人を支えたい、人生の根幹を支えたいという気持ちが大きかったように思います。
—教育と年金、一見すると意外な組み合わせに思えますが…
そうですね。でも、どちらも「人を支える」という点で本質は同じだと考えています。教育は生徒の将来を、年金は人生を支えるという、長期的な視点で人に安心を提供できる点に魅力を感じ、この分野に進みたいと思いました。
—人生の支えとなる「年金」ですが、ご自身の経験からその重要性を感じることがあったのでしょうか?
私は中国で生まれ育ち、経済的に恵まれない環境で生活していました。そのため、将来に対する漠然とした不安を常に抱えていました。そうした原体験が、「人に安心を提供したい」「人を長期的に支えたい」という気持ちに繋がっているのかもしれません。
—学生時代からIT関連の勉強をされていたのですか?
大学では機械情報工学科に入り、ITと機械の両方を学びました。
大学で学ぶうちに、システムを通じて人々の利便性を向上させ、社会貢献に結びつけることへの思いが強くなっていきました。学んだ知識やスキルを活かせることは何かと考え、社会性、公共性の高い事業である「年金」と「システム」をかけ合わせた分野に興味を持つようになりました。
—新卒で企業年金の部署を希望するというのはなかなか珍しいと思うのですが、志望する仕事に就いたわけで、充実していましたか?
はい。年金は非常にニッチな分野で、事務作業ひとつをとっても担当者によってやり方が異なるなど、奥深さを日々感じていました。パッケージシステムとはいえ、業務に合わせてヒアリングを重ね、システムに反映させていく作業は楽しかったですし、実際に業務効率の向上に繋がった時は、大きなやりがいを感じました。
「やさしい人がやさしいままでいられる世界」を求めてベター・プレイスへ
—希望どおりの就職でやりがいも感じていた、そんな中で転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
担当者ベースで課題を解決していく中で、限界を感じる場面にも遭遇しました。そこで、ベンダーではなく、事業会社の視点で年金業務全体を見たいという気持ちが芽生えてきたのです。
また、システムベンダーという立場上、お客様はあくまでも企業の事務担当者でした。そこで、もっとエンドユーザーである加入者の皆様に寄り添い、価値を提供したいと強く思うようになったことも理由のひとつです。
そして、7年間勤めた会社を退職し、2022年1月にベター・プレイスに転職しました。
—なぜ、転職先としてベター・プレイスを選んだのでしょうか?
転職活動中にいろいろと情報収集をしていた際にベター・プレイスに出会いました。会社のビジョンである「やさしい人がやさしいままでいられる世界」という言葉に強く惹かれたんです。
学生時代の当初にめざしていた教職の現場でも、そして前職でも、本来はやさしい人が、忙しさやプレッシャーの中でだんだんと余裕を失い、やさしさを失っていく姿を目の当たりにしてきました。心の余裕がないと、どうしても周りにやさしくなれない部分ってありますよね。だからこそ、「やさしいままでいられる世界」という言葉にすごく希望を感じたんです。
—その「やさしさをそのまま持ち続けられる」ために、お金や安心が必要だと思われたのでしょうか?
将来が見通せない状況は不安を感じさせます。お金ということだけでなく、年金は将来への安心でもあり、漠然とした不安が少しでも解消されることで、気持ちの余裕が生まれます。やさしい気持ちを失わずにすむような気がしました。
—確かに将来への安心感は大切ですね。では、ベター・プレイスに入社後、まずはどのような仕事を担当されたのですか?
最初は、「はぐくみ企業年金」の資産形成支援システム"はぐONE"*の担当でした。その後、約1年間、ベター・プレイスの業務効率化を目的としたシステムの企画・設計に携わっていました。
*資産形成支援システム"はぐONE"(※特許出願中)を活用することで、スマホやPCから簡単に、掛金シミュレーションや積み立て額の確認などを行うことができます。
—しかし、それからしばらくして、一度ベター・プレイスを退職されています。どのような理由があったのでしょうか?
最初に入社した当時のベター・プレイスはエンジニアが3〜4名と少なく、企画よりもシステム構築業務の比重が大きかったんです。もちろんそれも大切な仕事なのですが、私としては、より多くの課題解決に携わりたいという気持ちが強くなり、当時の仕事内容とのギャップを感じてしまったんです。
確定給付企業年金と企業型確定拠出年金、両方を経験して見えてきたもの
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—ベター・プレイスを辞めて、転職先として確定拠出年金を運営する企業を選ばれた理由は何だったのでしょうか?
理由はふたつあります。ひとつは、ベター・プレイスで確定給付企業年金関連の業務に携わったことがきっかけで、興味を持ったこと。もうひとつは、確定拠出年金がある種の証券会社的な役割を担っており、確定給付型の企業年金では得られないような業務経験をしてみたかったという部分があります。新しい業務経験を通して、スキルアップを目指したいという思いがありました。
—実際に働いてみていかがでしたか? 確定給付企業年金と確定拠出年金の企業で、それぞれの違いを感じた部分はありますか?
そうですね、確定拠出年金と確定給付年金の根幹の違いは、企業年金に対する考え方の違いかなと思います。確定拠出年金は金融商品としての側面が強く、一方、確定給付年金は福利厚生としての側面が強いと感じました。
業務内容としては、確定拠出年金は確定給付型と比べて法改正が多く、iDeCoなど常に新しい制度や議論が生まれています。その影響を調査し、システムや業務への影響を分析して、新しい機能や業務を企画していく仕事はとても刺激的でした。
—システムの設計や方針などにも違いはありましたか?
違いはありますね。たとえば、UIやユーザビリティについて、確定拠出年金のシステムを導入する企業は投資信託などを理解し、そもそも金融リテラシーが高い従業員の方が使うので、そこまでこだわらなくてもいいわけです。
「はぐくみ企業年金」の資産形成支援システム“はぐONE”の場合は、いかに親しみやすく親切なシステムになっているかが重要です。はぐONEはさまざまな方がお使いになるので、なるべく簡単で、わかりやすい、親切な設計をするように心がけています。
—なるほど。どちらも経験し、いろいろな発見があったのですね。働き方としては、いかがでしたか?
確定拠出年金の方は規模の大きな会社で、エンジニアだけでも200名ほど在籍していました。確定拠出年金の業態の特性上、業務は合議制で進める必要があり、自分の裁量で仕事を進めにくいと感じることが多かったです。
それから、個人的なことですが、第一子が生まれたことで大きな変化がありました。うちは共働きですが、育児と仕事の両立の難しさに直面したのも事実です。
「子育てと仕事の両立」を応援するベター・プレイスの働き方
—そして、再びベター・プレイスに戻ってこられました。決め手は何だったのでしょうか?
お話ししたとおり、子どもが生まれたことで生活が一変しました。実家も遠くサポートは望めない状況の共働きで、子育てと仕事をどう両立させるかは大きな問題です。そのような状況で、ベター・プレイスの社風というか、働き方の良さをあらためて思い出しました。
以前から、ベター・プレイスには子育てをしながら働く社員が多く、ワークライフバランスを大切にしていると感じていました。保育園の送り迎えなどで中抜けすることも日常的で、子育てに理解のある会社だと感じていました。
—ベター・プレイスに戻られて、働きやすさは実感していますか?
以前の職場では、合議制のため出社が必須で、時間に縛られることも多かったのですが、ベター・プレイスでは週1回の出社で、その他の日は在宅勤務をしています。フレックスタイム制も導入されているので、子どもの急な発熱などにも柔軟に対応できます。
また、ビデオ会議中に子どもの泣き声が入っても、気にしなくていい雰囲気もありがたいです。制度だけでなく、会社全体が「子育てと仕事の両立は当たり前」という空気感なので、とても働きやすいですね。
今はまだ子どもが小さいので、毎日そばで成長を見守れるのも嬉しいです。
自己成長とユーザーへの価値提供を実現するベター・プレイスの魅力
—先ほど、確定拠出年金と確定給付企業年金の違いやエンジニアとしての仕事の進め方に少し違いがあるともおっしゃっていましたが、企業年金自体について思うことや感じていることはありますか?
どちらの企業年金も経験して、最終的に自分が何を届けたいのかを考えたとき、「人の支えになりたい」という気持ちが根底にあると再認識しました。もちろんお金も大切ですが、企業年金制度自体が導入されておらず、その恩恵を受けられていない方が多くいる現状に課題を感じています。金融商品として利益を追求するというより、必要としている人にあまねく企業年金を届けたい思いが今は強いですね。
—なるほど、では、エンジニアとして、ベター・プレイスで働く魅力は何ですか?
一番は、やりたいことを実現できる環境があることです。インフラ面をよりモダンな環境にしていかなくてはなりませんし、プロダクトのバージョンアップなど、まだまだやりたいことがたくさんあります。興味のある分野に自ら挑戦し、ユーザーに価値を届け、その反応をダイレクトに感じられる点は大きなやりがいです。ユーザーの声をリアルに聞けて、自分で考え、企画をし、行動できるのは、エンジニアとしてとても素晴らしいことです。どうしても、大規模なエンジニア集団の中では、主体性をもって動きづらい面がありますから。ベター・プレイスでは、お客様の声を聞きながら、より良いサービスを開発していくことができると感じています。
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—最後に、ベター・プレイスで働くことに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
ベター・プレイスには、やりたいことを実現できる環境と、自分の行動が成果につながるという大きな魅力があります。エンジニアとして、自己の興味を持った領域で主体的に進められる点も魅力のひとつです。
私たちは、お客さまに安心を届けるという共通の目標に向かって、日々挑戦を続けています。まだまだ成長過程の会社なので、一緒にサービスを成長させていきたいという熱い想いを持った方の参画を心よりお待ちしています。
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