仕事の進め方を掴む新年度が始まった10日間
「こんにちは!」
「お疲れ様です!」
「good afternoon!」
先週より大学の授業が始まり、学生がキャンパス内に来校するようになって活気あふれる雰囲気になってきました。
留学生も多数在学する国際色豊かな本学は、挨拶ひとつとってもいろいろな挨拶が聞こえてきます。
グローバルな社会に変化する中で、国内のそれも日常的に過ごす場所である大学内で、日本国内だけでなく海外から勉学に励むために来日した学生たち
と一緒に過ごすことは、とても良い経験や学びが得られると思います。
さまざまな文化の違いを学び感じとってもらいたいですね。
さて、大学教員としての仕事を始めてはや10日が経ちました。
だいぶ大学の連絡の仕組みやキャンパス内の施設の場所も掴めてきて、仕事の仕方にも慣れてきました。
この3月まではホテル業界に勤めていて、大きく仕事内容が変わったわけですが、仕事の進め方はやはり大きく異なっています。
ホテルでの仕事では、主に事務処理を進めつつお客様対応(接客)を行っていました。
リアルタイムで進むお客様対応を進めつつ、空いた時間を使って事務処理を行い、当日内で完了しなかった業務は次の時間帯(日勤→夜勤など)へ引き継いだりして、チームで処理していくようになります。
自分しか出来ない仕事というのもいくつかありますが、とても多いわけではなく、また役割分担があるので別のスタッフへ仕事を教えていくつかの業務を任せたりして、業務量の水平化をすることができました。
大学教員は、校務関係はホテルの頃と同様に他の先生方と協力して業務を進めていくことになりますが、ホテルと大きく違うのは、自分の担当する授業の準備や授業の実施、成績評価、ゼミ生の指導、研究といった仕事は自分で全てやり切らないといけない点です。
個人で進めていく業務がホテルの頃より倍以上増えたことにより、スケジュール管理や時間管理、タスク管理の方法をきちんと確立しないと、時間を効率的に使うことが難しいと感じています。
出来るだけ早く、自分なりのタスク管理と時間の使い方を作って、それに沿って仕事を進めていけるようにしたいと思います。
いよいよ今週は1年生の入学式があります。
大学生の期間は、”モラトリアム”と表現されるように、一定の社会的責任を負うことが猶予される代わりに多くの学びのための自由な時間やチャンスを得ることができます。
期待と不安が入り混じる新生活ですが、ぜひ本学で実りある学びと自己実現を遂げてもらいたいと願っています。
教員としても、精一杯学生に寄り添い、自己実現の支援者として頑張りたいと思う次第です。
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