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「ゆっくりが鍵!視覚と集中力を育てるべすとびじょん式トレーニングのすすめ」(プログラム編)

こんにちは、べすとびじょん横田です。

視覚や集中力を育むトレーニングでは、早く目を動かして視覚を鍛えることをイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、べすとびじょん式ビジョントレーニングでは、ゆっくりとした動きを通じて視覚と体を調整する力を育てることを重視しています。
この「ゆっくりと動く」という意識を持つことが、脳や神経系に働きかけ、抑制力や調整力、そして筋肉の育成にもつながります。今回は、なぜゆっくりとした動きが重要なのか、具体的なトレーニング方法も交えてお話ししていきます。

ゆっくりとした動きで育まれる抑制力と調整力

べすとびじょん式では、ゆっくりとした動きが、視覚と体の連携を育むとともに、自己コントロール力や集中力の基盤となる「抑制力」も育てると考えています。

たとえば、指やペンを左右にゆっくりと動かし、子どもに目で追わせるトレーニングを行うと、自然と目と体が連携し、視覚情報を脳で処理して体が反応するまでのプロセスが強化されます。このように、ゆっくりと動くことで、速い動きでは鍛えにくい細かい視覚認知力が鍛えられ、視覚と体の調整力がしっかりと身についていきます。

特に、べすとびじょん式の独自メソッドでは、こうした視覚と体の協調性を神経科学や認知科学の観点から捉え、抑制力と調整力を高めるトレーニングとして組み込んでいます。
ゆっくりとした動きは、子どもの視覚処理に伴う神経回路を強化し、脳と体が調和する感覚を体得することにつながります。

ゆっくりとした動きを意識した具体的な方法

べすとびじょん式トレーニングは、ご家庭でも簡単に取り入れられる具体的な方法を提供しています。以下はその一部です。

  1. 指やペンをゆっくり追うトレーニング
    子どもが集中しやすいように、ペンや指を10秒かけて1メートルほどの速さでゆっくり左右に動かします。速く動かすと、目だけが反応してしまいがちですが、ゆっくりとした動きであれば、目と体全体が連動して動くことができ、視覚認知力が高まります。これは特に、自己コントロール力を育むために重要な要素です。

  2. ゆっくりとした動きでのバランストレーニング
    バランスボールに座り、体をゆっくり前後左右に揺らし、視線を安定させながらバランスを取る練習です。ゆっくりと体を動かしながら、体幹を意識することで、体と視覚の連携が深まり、筋肉の発達と視覚認知力が同時に鍛えられます。特に、体を揺らしながら安定した視線を保つことは、脳の視覚処理を強化する効果があるとされています。

  3. 点と点の間の線をゆっくり目で追うトレーニング
    大きな模造紙にスタート地点とゴール地点を決め、子どもがその間に書いてあるくねった線をゆっくり目だけでなぞりながら移動させる練習です。目は線から離れることなく線以外のところは見ないようにし、抑制力を意識しながら目の動きをコントロールすることで、視覚的な調整力が鍛えられます。こうした視覚のコントロールは、集中力や抑制力を養うのにも役立ちます。

心理的安全性の実践

べすとびじょん式のトレーニングは、ただのビジョントレーニングにとどまらず、ポリヴェーガル理論などのノウハウも取り入れ、心理的な安全性を確保することも重視しています。ポリヴェーガル理論によると、神経系が安全を感じることでリラックスし、視覚や体の成長に必要な学習効果が高まります。

たとえば、トレーニング中に子どもが途中で目を離してしまっても、「だいじょうぶ、できなくていいよ!」と声をかけ、失敗が許される安心感を与えることで、子どもがリラックスして取り組めるようになります。
こうした心理的安全性が確保されると、神経系がリラックス状態になり、学習効果が高まります。
これが、視覚や運動のトレーニングと神経科学的な効果を組み合わせたべすとびじょん式メソッドの特徴でもあります。

注意点とべすとびじょん式の独自メソッド

ゆっくりとした動きのトレーニングは、短時間で終わらせるようにし、子どもが飽きずに楽しく取り組めるように工夫することが大切です。
目や体に負担がかからないよう、1回5分から10分程度のトレーニングを行い、途中で休憩を挟んでリラックスする時間を設けてください。
また、保護者の方は焦らず子どものペースに合わせてサポートすることで、安心感が生まれ、トレーニングの効果が高まります。

べすとびじょん式ビジョントレーニングは、脳科学や神経科学、心理学や認知科学、行動科学といった科学的根拠に基づくノウハウを取り入れています。さらに、メンタルケアやコーチング、キャリアカウンセリングの要素も含まれており、子どもが自分のペースで成長できるように設計されているのが特徴です。
他社のビジョントレーニングとは異なり、べすとびじょん式ビジョントレーニングは、科学的に根拠のあるアプローチと、安全で安心な環境を提供することを重視しています。

視覚や集中力だけでなく、抑制力や調整力を育むためのべすとびじょん式の独自メソッドは、脳と体をバランスよく鍛える効果が期待できるトレーニングです。日常生活の中で子どもが安心して楽しみながら取り組むことができ、やる気と自信を引き出せるように構成されています。ぜひ、この「ゆっくりとした動き」を取り入れたトレーニングを、日常の中に取り入れてみてください。


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