べすとびじょんトレーニング メソッド開発者(発達療育ビジョントレーナー)

児童発達支援のビジョントレーニングの専門家として活動しています。約10年間に脳科学や認知科学・行動科学に基づくべすとびじょん式ビジョントレーニングを通じて子どもたちの発達支援を通じて自己肯定感を高める方法を提供しています。また独自メソッドを実施する専門家の育成も行っています​。

べすとびじょんトレーニング メソッド開発者(発達療育ビジョントレーナー)

児童発達支援のビジョントレーニングの専門家として活動しています。約10年間に脳科学や認知科学・行動科学に基づくべすとびじょん式ビジョントレーニングを通じて子どもたちの発達支援を通じて自己肯定感を高める方法を提供しています。また独自メソッドを実施する専門家の育成も行っています​。

最近の記事

「遊びが高度なトレーニングに!」べすとびじょん式で子どもの可能性を広げる実践法

こんにちは、べすとびじょん横田です。 今日は、先日行った個別相談の中でお話しした内容をもとに、皆さんにも知ってほしい「べすとびじょん式ビジョントレーニング」の実践とその効果についてご紹介したいと思います。 私たちのトレーニングは単なる視力の強化ではなく、視覚と脳、そして感覚や神経をつなぎ、身体の連携を強化するものであり、多くの可能性を秘めています。 相談者の悩みと現場での実践 今回の相談者、Aさん(仮名)は放課後等デイサービスでの支援を行いながら、ビジョントレーニングを

    • 支援現場のアイデア交換!プロトレーナーたちの課題解決ディスカッション

      こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回の記事は、ビジョントレーニングのプロトレーナーが集まり、支援現場での経験や知識を共有するグループコンサルティングの記録です。 この場には、全国各地で活動されるトレーナーの方々がオンラインに参加され、それぞれが抱える支援の課題や工夫について意見交換を行いました。 支援者同士が日々の経験をもとに知見を深め合う貴重な場となり、新たな視点や発見が多く生まれました。 子どもの声に耳を傾ける支援方法 参加者のお一人である放課後等デイサービ

      • (プログラム編)2歳からできる!ハイハイと転がりで目と体の基礎を育てる実践法

        こんにちは、べすとびじょん横田です。 小さなお子さんを持つ保護者の方から、「うちの子もそろそろ集中力をつけたい」「もっとしっかり見てほしい」といった声をよくいただきます。 2歳から3歳の年齢では、目と体の連携を通じた基礎づくりが何より大切です。 この時期はまだ、じっと座って集中するというより、遊びながら目と体を一緒に動かす「基礎の土台」を築く時期なのです。 今回は、このような幼少期の成長を助けるべすとびじょん式ビジョントレーニングの具体的なプログラムについてお話ししていき

        • 見る力が学びの鍵!親子でできるビジョントレーニングの3つのステップ

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回の記事は、保護者の方から寄せられる「うちの子の見える方の悩み」と、それに寄り添うべすとびじょん式ビジョントレーニングについて、実際に視覚認知トレーニングの実践法についてお話します。 お子さんの姿勢や目の使い方から気づいたこと ある日、Aさんが、「うちの子は見るのが苦手で、ものを見ていると無意識に右肩が落ちてしまう」とのお気づきをお持ちでした。なぜ見ているだけなのに姿勢が崩れるの?左目が前に出てくる見方をするの?という疑問をお持ち

          「達成感が生む『できた!』がもたらすべすとびじょんトレーニングの効果」(プログラム編)

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 べすとびじょん式ビジョントレーニングでは、「できた!」という達成感が、視覚や運動機能を鍛えるだけでなく、子どもたちのメンタルの成長や自己肯定感を高めるために重要だと考えています。 達成感は単なる成功体験にとどまらず、脳や神経系の発達を支え、学ぶ意欲や集中力を育てる原動力となります。今回は、達成感のもたらす効果と、それがどのように子どもの成長を支えるのかについてご紹介します。 神経科学的視点から見る達成感の効果 達成感を感じると、脳内

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          現場の悩みを解決するために!保育士が選んだ「べすとびじょん式ビジョントレーニング」

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回の個別相談では、保育の現場で働くAさんとBさんのお二人とのお話から、仕事への情熱やビジョントレーニングとの出会い、そしてそれがどのように今後のキャリアに影響を与えているかについて深く掘り下げていきました。 保育士や支援者としての道のりと、子どもたちへの支援に対する強い思いが感じられる内容でした。 「保育士としての経験と悩み」 Aさんは保育士として長年勤めてこられましたが、その道のりは決して平坦なものではなかったそうです。 最初は

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          書くことが苦手な生徒が変わる!視覚支援で見つける学びの新アプローチ

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回の記事は、学校現場で日々多くの生徒を支援している先生方との会話の中から、多様な支援方法の重要性やビジョントレーニングの有効性について考えさせられたエピソードをご紹介します。先生方が抱える支援の課題や現場での工夫を伺うことで、教育支援の可能性について改めて深く考えさせられました。 支援の「つまずきポイント」を見極める大切さ ある先生が抱える課題として、「書くことが苦手な生徒」のケースがありました。その生徒は漢字やひらがなを覚えるの

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          超未熟児で生まれた娘さんを支える母の挑戦!家庭でできるトレーニング法

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回は、現在支援の業界とは全く違う異業種でパート勤務をされながら、小学生のお子さんの発達支援に取り組むお母さんのお話です。 其の方のお子さんは現在小学校3年生で、誕生時に超低体重の超未熟児で生まれたこともあり、発達がゆっくり進んでいるそうです。 日々の困り感としては、日常生活の中で段差やお家の階段に不安を抱えており、特に階段を降りる際には右足の体重移動がうまくいかず「怖い」と感じてしまうことが多いそうです。 このお母さんは、これは

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          支援現場で理想を貫くには?熱い思いを持つ人の働きがいのジレンマ

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回の相談は、教育現場でのチーム作りと組織運営の課題に加え、べすとびじょん式ビジョントレーニングの導入をどのように進めるべきかについてのご相談でした。 特に、異なる年齢層の子どもたちと向き合いながら、どのようにビジョントレーニングを効果的に取り入れられるかが焦点となりました。 事務作業に追われる現場でのジレンマ Aさんの現場では、ビジョントレーニングの導入を計画している一方で、実務的な事務作業に時間を割かれることが多く、肝心のトレー

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          療育の現場で即実践!べすとびじょんトレーニングが子どもたちの成長を加速する方法

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回は、初級講座受講後の相談内容を通じて、どのように「べすとびじょん式ビジョントレーニング」が子どもたちの支援に役立つかをご紹介します。特に、日々の現場で取り入れられている具体的な取り組みや、子どもたちの発達にどのような影響があるのかについて、実体験をもとに語りたいと思います。 療育の現場での発見と活用 相談者Aさんは、療育の現場で働く保育士さんで、3年以上の経験を持つ方です。 彼女は、べすとびじょんのビジョントレーニングを学ぶこと

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          不登校支援で対話が生むチカラ ー べすとびじょんサポートトレーニングの可能性

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回のブログ記事では、べすとびじょんトレーニングを実施される療育の先生が、その同じお子さんを支援されている不登校支援をされている別の施設の先生との関係で悩んでおられることについて取り上げたいと思います。 特に、子どもの教育や支援に関わる際には、本人や保護者さんだけではなく、その人達に関係する多くの関係者がいるということを忘れてはいけないと思います。 だからこそ、関係にどのような先生がいて、どのような支援をされているのか。そして、我々自

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          「異なる年齢層の子どもたちをまとめる鍵!べすとびじょん式支援現場を活性化する方法」

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回の相談内容は、教育現場におけるチーム作りや組織運営の課題についてでした。 特に、異なる年齢層の子どもたちを一緒に指導する現場の難しさ、そしてその中で、いかにしてスタッフが効果的に連携し、場をまとめていくかが焦点となりました。 異なる年齢層の子どもたちを指導する難しさ 今回、Aさんの児童発達支援の事業所は幼い子どもから小学校高学年の子どもまでが一緒に活動する環境に置かれているとのことでした。 これに対して、私が強調したのは、「場作

          「異なる年齢層の子どもたちをまとめる鍵!べすとびじょん式支援現場を活性化する方法」

          発達障害のお子さんへのサポート法:べすとびじょん式ビジョントレーニングと遊びの中で育てる視覚力

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 今回は、先日の個別相談でお話した内容を基に、べすとびじょん式ビジョントレーニングについて皆さんに役立つ内容をお伝えしていきます。 相談者のAさん(仮名)は、発達障害と診断されたお子さんについて、具体的なサポート方法やビジョントレーニングの効果について学びに来てくださった方です。 Aさんは、ビジョントレーニングについてご自身でも本を読んで試行錯誤されていたのですが、思うような成果が見られず、子供が興味を持たなかったと話してくださいまし

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          「ゆっくりが鍵!視覚と集中力を育てるべすとびじょん式トレーニングのすすめ」(プログラム編)

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 視覚や集中力を育むトレーニングでは、早く目を動かして視覚を鍛えることをイメージされる方が多いかもしれません。 しかし、べすとびじょん式ビジョントレーニングでは、ゆっくりとした動きを通じて視覚と体を調整する力を育てることを重視しています。 この「ゆっくりと動く」という意識を持つことが、脳や神経系に働きかけ、抑制力や調整力、そして筋肉の育成にもつながります。今回は、なぜゆっくりとした動きが重要なのか、具体的なトレーニング方法も交えてお話しし

          「ゆっくりが鍵!視覚と集中力を育てるべすとびじょん式トレーニングのすすめ」(プログラム編)

          「国語が苦手なお子さんに!視覚認知を鍛えて文章問題への不安を克服する方法」(プログラム編)

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 国語の文章問題が苦手なお子さんは、文章を読むこと自体に苦手意識を持つことが多いです。 特に、文字の情報量が多い文章を読み解く際に視覚的な集中力が必要ですが、それが不足していると読むこと自体がストレスになり、理解にも影響が出てしまいます。 べすとびじょん式ビジョントレーニングでは、視覚認知を鍛えることを通じて、文章問題への抵抗感を減らし、文章を読む力を強化するサポートを行っています。今回は、視覚認知を強化するトレーニング方法と、その効果

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          ADHDのお子さんにピッタリ!適度な刺激で集中力を育てる「べすとびじょんトレーニング」(プログラム編)

          こんにちは、べすとびじょん横田です。 落ち着きのないお子さん、ADHD(注意欠如・多動症)のお子さんは、一般的に集中力が続かないと言われがちです。 しかし、適度な刺激があることで、集中して取り組むこともできます。 べすとびじょん式のビジョントレーニングでは、光や音といった刺激を活用し、楽しく集中力を高める方法を提案しています。 光や音で興味を引き出す ADHDのお子さんは、光や音に興味を持ちやすいため、レーザーポインターや音楽を活用したトレーニングが効果的です。 たとえ

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