見出し画像

療育の現場で即実践!べすとびじょんトレーニングが子どもたちの成長を加速する方法

こんにちは、べすとびじょん横田です。

今回は、初級講座受講後の相談内容を通じて、どのように「べすとびじょん式ビジョントレーニング」が子どもたちの支援に役立つかをご紹介します。特に、日々の現場で取り入れられている具体的な取り組みや、子どもたちの発達にどのような影響があるのかについて、実体験をもとに語りたいと思います。

療育の現場での発見と活用

相談者Aさんは、療育の現場で働く保育士さんで、3年以上の経験を持つ方です。
彼女は、べすとびじょんのビジョントレーニングを学ぶことが、日々の支援に役立つのではと考え、私たちの講座に参加してくださいました。

講習中も「この子にはこのトレーニングが使えそうだ」「あの子の苦手はこれで改善できるかもしれない」と、すでに療育現場でサポートしている子どもたちのことを思い浮かべながら学ばれていたそうです。

すぐに体感覚チェックも合わせた「クロスウォーキング」などのエクササイズを、職場でのサーキット遊びに取り入れたと聞き、私は非常に嬉しく思いました。
早速実践されているAさんには脱帽です。

療育の現場で新しいアプローチを試し、変化を感じながら、よりよい支援のあり方を模索する姿勢は素晴らしいですね。

べすとびじょんトレーニングで得られる視野の拡大

Aさんから寄せられた相談の中で、「子どもが目を使って物を追うときに頭ごと動いてしまう」というものがありました。
これは「視野が狭い」状態が原因で、普段の生活では顔を動かして見る習慣がついてしまっているからです。
眼球運動トレニングでは、目だけで物を追う練習をすることで、視野を広げるとともに、周囲に注意を払う力も育てます。しかし、首が回ったり顔の動いてしまうお子さんは少なくありません。したがって、頭を動かさずに目だけで指標を追う練習は道具を使わずに、遊びを通じて子どもたちの視野を人がることを考えます。

さらに、こうした活動を楽しく感じてもらうために「にらめっこ」などのゲームを取り入れることもできます。これなら「目を動かす」という感覚が、遊びを通して自然に身につくんです。

ビジョントレーニングと聞くと「頑張るトレーニング?」難しく感じてしまうお子さんがいますので、私たちは遊びの中で楽しみながら学べることを大切にしています。

遊びの中で体感を育む

Aさんへ療育の中で取り入れているもう一つのアプローチとして紹介したのは、「しっぽ取り」や「大根抜きゲーム」などの体感を鍛える遊びです。
子どもたちは、遊びを通じて自然に体を動かすことができ、感覚統合にも良い影響があります。
特に、ゴム素材で小さな馬の形の「ロディ」というふわふわの馬に乗って競争する活動は、子どもたちに大人気です。
空気で膨らませた馬に乗ると、全身を使って前へ進むため、バランス感覚が養われ、体幹も鍛えられます。
こうした楽しい運動が、成長過程で非常に重要な役割を果たすんです。

また、療育現場では、「握る」「引っ張る」といった基本的な動作も見逃せません。例えば、ドライバーでおもちゃを組み立てる遊びや、ネジを使って手先の細かい動きや力加減を学ぶ遊びなど、体感だけでなく、指先の感覚も同時に鍛えられます。

原始反射と感覚統合の重要性

私たちが実践する「べすとびじょん式ビジョントレーニング」は、原始反射の抑制にも着目しています。そしてそれらを独自のアセスメントをおこなって見立てを立てたうえでのサポートを行います。

Aさんは、「足裏の感覚が不安定な子や、つまずきやすい子」についても悩んでいました。こうした子どもたちには、バランス感覚や体の使い方が十分に身についていない場合が多いです。その原因の一つに、原始反射の抑制不足が考えられます。

原始反射は、体の発達過程で本来抑制されていくべき反応です。
例えば、足裏の感覚に問題があると、転びやすくなりますし、その他の動作にも影響が出ます。こうした抑制不足が感覚統合に影響し、さらに運動能力にも関係してくるのです。
私たちは、原始反射を意識しながらトレーニングを行うことで、子どもたちが自然な体の使い方を学べるようサポートしています。

自分で考える力を育てる

Aさんが話していたことの中で印象に残ったのが、「子どもたちに何かを教えるとき、あえて答えを教えないことも大切だ」ということです。

子どもたちが自分で問題解決する力を養うには、ヒントを与えながらも、自分で試行錯誤させることが重要です。例えば、「高いところから降りるときに自分でどう降りるかを考えさせる」「どうやったら物をうまくつかめるか試行錯誤させる」といった場面で、私たちは見守る側に回ります。

子どもたちは大人が思っている以上に自分で考える力を持っています。
こうした力を引き出してあげることで、成長の機会が生まれます。

実際にAさんは、「家で宿題をするときにどうしても嫌がる」という相談も受けていましたが、療育の場では楽しみながら学ぶことができています。自分から学びたいと感じる瞬間こそが、成長のチャンスなんですね。

学びを現場で活かすプロセス

今回の相談のように、ビジョントレーニングや感覚統合を学んで、それを現場で活かすためには、ただ学ぶだけでなく、体験として身につけることが大切です。

私たちの講座では、学びを体験として実践していくプロセスを大切にしています。これにより、現場に戻ってからも具体的な支援方法として活かすことができます。

学んだことを現場で繰り返し実践することで、支援者自身が自信を持って支援にあたれるようになります。繰り返しの実践が支援の質を高め、さらに子どもたちにとっても大きな変化を生むのです。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

「子育てビジョン相談」のチャットボットを開発中!
まだβ版ですが・・・
べすとびじょんAIにいろいろと聞いて、児童発達支援の参考にみませんか?
試しにどうぞ >>>>子育てびじょん相談室

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
べすとびじょん式ビジョントレーニングに興味を持っていただいたようでしたら、まずは1時間のオンラインで勉強会に参加されてみては!?
LINEお友だち追加で参加費が無料になります。 コチラをクリック>>>

1時間の勉強会ではなく、1日かけて資格も取ってガッツリ勉強してみたい方は   コチラをクリック>>> ビジョントレーナー養成認定初級講座

いいなと思ったら応援しよう!