支援現場で理想を貫くには?熱い思いを持つ人の働きがいのジレンマ
こんにちは、べすとびじょん横田です。
今回の相談は、教育現場でのチーム作りと組織運営の課題に加え、べすとびじょん式ビジョントレーニングの導入をどのように進めるべきかについてのご相談でした。
特に、異なる年齢層の子どもたちと向き合いながら、どのようにビジョントレーニングを効果的に取り入れられるかが焦点となりました。
事務作業に追われる現場でのジレンマ
Aさんの現場では、ビジョントレーニングの導入を計画している一方で、実務的な事務作業に時間を割かれることが多く、肝心のトレーニング実施が進まない状況にありました。
「指導員である自分が、どうしてここまで事務作業に追われなくてはならないのか」といった声がAさんからも出ていました。
私も同じ思いを抱いたことがあります。支援現場でこそ得られる「やりがい」や「成長」は、実際に子どもと向き合い、指導する中でしか生まれないものです。
そこで私からのアドバイスは、
事務作業に取り組む必要があるにしても、それが私たちのトレーニングをより円滑に進めるための手段であると意識してみることです。
もし、事務作業が支援の妨げになるようであれば、それを見直す機会を持つべきです。
異なる年齢層に合わせた場作り
Aさんの現場では、年齢層が異なる子どもたちを同じ「場」で指導するという難しさも課題に挙げられていました。
二歳の幼児から小学生まで幅広い年齢の子どもたちをどうまとめて指導するかは、多くの現場で抱える共通の問題です。
私が強調したのは、やはり「場作り」の重要性です。
集団の年齢やスキルの違いを吸収し、効果的にその場を作り上げるのは、指導者の力量が試される場面です。
実際、私は「場」について語る際に、目に見えないエネルギーやコミュニケーションの流れが大切だと話しています。
どれだけ年齢やスキルが異なっていても、スタッフが共通の意識を持って場を整えることで、子どもたちがその場に適応し、自然と学びが生まれる環境を作り出すことが可能です。
べすとびじょん式ビジョントレーニング導入への壁
Aさんがビジョントレーニングを導入するにあたって、上層部や同僚の間でさまざまな懸念があると伺いました。
特に、新しいアセスメントを取り入れるためのリソースや費用についての不安、変化に対する抵抗感が大きな障壁となっているようです。
べすとびじょんトレーニングは単なる目のトレーニングにとどまらず、目と脳、身体、認知を育てる包括的なアプローチです。
しかし、それを理解し、現場に取り入れるには一定の教育やトレーニングが不可欠です。
この点について私は、「準備の大切さ」について強調しました。
Aさんがご自身の中でトレーニング方法を熟知し、具体的な計画をもって進めることが、周囲の理解を得るための第一歩です。
「どのように場を作り上げていくかを、自分の手で設計できるようになりましょう」とアドバイスしました。
たとえば、風船を使ったバレーや運びなど、簡単なアクティビティも、指導者がしっかりとした意図を持って行えば、子どもたちに大きな影響を与えることができます。
まとめ:理想を追い求めるために
べすとびじょんトレーニングの導入や支援現場の改善には、理想と現実の折り合いがつかないことも多いでしょう。
Aさんも「きれいごとでは現実は動かない」といったことを言われたそうですが、私は理想を追い求め続けることの重要性を伝えたいと思っています。
実際、私の夢は「フリースクール」の設立で、支援を必要とする子どもたちが自分らしく成長できる場を提供することです。
理想があるからこそ、現実の困難を乗り越えるための力が生まれるのです。
今の現場で得られる経験を糧に、いつかAさんがビジョントレーニングを最大限に活用できる環境に出会えることを願っています。
私も引き続きサポートしますので、一緒に理想を追い求めていきましょう。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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